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18歳未満へのブラックリスト方式のフィルタリングは原則適用に。

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:24
18歳未満へのブラックリスト方式のフィルタリングは原則適用に。

TCAとNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの5社がフィルタリングサービスの認知拡大・利用促進策を発表しました。

これにより、18歳未満の既存契約者に対しては、フィルタリングサービスの周知を徹底し、親権者からフィルタリングサービスを拒否する申告がない限り、2008年度内にブラックリスト方式のフィルタリングサービスを設定するとのこと。

各キャリアがフィルタリングにおける新施策や実施時期を発表しています。

NTTドコモは2009年1月下旬から順次開始。

現在、iモードを契約しており、フィルタリングサービスを利用していない18歳未満のユーザーには、2008年下旬から2009年1月中旬までにサービスの利用意向を確認。親権者から不要という申告がなければ、2009年1月下旬から「iモードフィルタ」を順次設定するとのこと。

なお、既にホワイトリストやブラックリストでフィルタリングの対象となっている特定のサイトやカテゴリーについては、親権者が独自にアクセスの可否を設定できる機能を2009年1月9日から提供する。

また、Webへのアクセスを完全に禁止し、通話とメールのみが利用可能になる「Web制限」も同日開始となる予定。

モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)が認定したサイトについては、2009年1月9日以降のフィルタリングサービス申し込み分から閲覧可能となる。1月8日以前にフィルタリングを申し込んだ場合は別に認定されたサイトの反映を申し込むことになる。

アクセス制限サービス(フィルタリングサービス)の普及促進に向けた取組みの強化および機能拡充について – docomo
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080912_01.html

auは2009年2月中。

現在、「EZweb利用制限」や「EZ安心アクセスサービス」を利用していない18歳未満のユーザーの親権者には2008年10月から2009年1月31日までに「EZ安心アクセスサービス」の利用意志確認を行う。1月31日までに利用意思確認がとれないユーザーについては「EZ安心アクセスサービス特定カテゴリ制限サービス」が2月中に適用されます。ただし、ユーザーが小学生以下の場合はホワイトリスト方式の「EZ安心アクセスサービス接続先限定コース」が適用されることになります。

なお、名義は成人でありユーザーが18歳未満である可能性も踏まえて、11月以降に「EZ安心アクセスサービス」の利用を周知していくようです。ユーザーが中学生以上の場合はブラックリスト方式の「EZ安心アクセスサービス特定カテゴリ制限コース」を、小学生以下の場合にはホワイトリスト方式の「EZ安心アクセスサービス接続先限定コース」を推奨していくとのこと。

これに加えて親権者が閲覧可能/禁止とするサイトやカテゴリ、年代別フィルタを個別に指定できる「EZ安心アクセスサービスマイフィルタコース」が後日提供される予定。EMAが認定したサイトについては2009年2月から閲覧可能になる。

また、小中学生向けの携帯電話として音声通話とGPS機能しか使えない端末を2008年10月下旬に提供するようです。これは、「フルチェンケータイ re」のカスタマイズサービス「ナカチェン」で実現するtのこと。

青少年のお客さまに安心・安全に携帯電話をご利用いただくための取り組みについて -KDDI
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0912b/

ソフトバンクモバイルは2009年2月より順次開始。

18歳未満の既存ユーザーへ2008年10月より意思確認を開始。2009年1月末までに意思確認が取れなければ、2009年2月よりブラックリスト方式の「ウェブ利用制限」が適用されます。

auと同様に名義は成人でありユーザーが18歳未満である場合を考慮してダイレクトメールなどでフィルタリングサービスの利用を推奨していく。NTTドコモとauが提供するアクセス制限対象をユーザー側で設定できるサービスについては検討中とのこと。

EMAが認定したサイトについては2009年1月末より閲覧できるようになる。

また、ソフトバンクモバイルのMVNOで携帯電話事業を行っているディズニーモバイルでは、18歳未満のユーザーについては新規・既存ともに意思確認が既に行われているため、今回改めて発表する内容はないとのこと。

フィルタリングサービス普及に向けた取り組みについて – ソフトバンクモバイル
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2008/20080912_01/

ウィルコムは高速化サービスとフィルタリングサービスの併用を可能に。

18歳未満の既存ユーザーに意思確認を行い、フィルタリングサービスの利用を呼びかけ、2009年度中にも原則適用する方針。

これまでは高速化サービスとフィルタリングサービスを併用することはできませんでしたが、ユーザーの要望に応えて9月17日より併用できるようにするとのこと。

有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)の更なる普及促進に向けた取り組みについて
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2008/09/12/index_01.html

イー・モバイルは意思確認は既に完了。

イー・モバイルでは、18歳未満のユーザーに対して意志確認が既に完了しているので、今回新たな施策は発表していません。

EMA認定のサイト・カテゴリーについては2009年2月までに反映させるとのこと。NTTドコモやauが提供するフィルタリング対象サイトをユーザーが選択・設定できるような機能は提供するよていはないようです。

EMAが認定したサイト・カテゴリーについては2009年1月より順次閲覧可能にしていく。

18歳未満はブラックリスト方式のフィルタリング原則適用へ──利用数は約430万件に – ITmedia +D モバイル
キャリア各社、フィルタリング新施策の実施時期など発表
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