アイファイジャパンは、無線LAN機能を内蔵したSDカード「Eye-Fi」を日本で発売すると発表しました。
Eye-Fiは、デジタルカメラで撮影した画像を無線LAN経由でPCなどに送信できるSDカード。送信先はPCの他にもFlickerなどに対応するとのこと。
今後は携帯電話版のリリースも。
アイファイジャパン、無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」販売を開始
Eye-Fiの無線LAN機能を利用するにはPCでの設定が事前に必要となり、その後カメラを起動した時や写真を撮影した際に登録された無線LANに接続し画像のアップロードを行うようです。
アップロードした画像はEye-Fiの専用サイトやEye-Fiをサポートしたオンラインサービスへのアップロードが可能となっています。現時点ではFacebook、Flickr、MobileMe、Movable Type、my Picturetown、Picasa、Snapfish、TypePad、VOXがサポートしています。また、オンラインサービスにアップロードした画像はPCの指定フォルダに自動でダウンロードできるとのこと。
対応するデジタルカメラは不問となっており、SDカードに対応していれば基本的に利用可能となっています。
気になる無線LANの仕様はIEEE 802.11b/g。セキュリティは64/128bitのWEP,WPA、WPA2をサポート。OSはWindows Vista/XP、Mac OS X(10.3/10.4/10.5)に対応しています。
アイファイジャパンでは今後の展開として、無線LAN以外の携帯電話などのワイヤレスネットワークについても「そうしたワイヤレステクノロジーが対応した段階で対応していく」とコメントしており、SDカード以外のminiSDやmicroSDのみに対応した製品についても「弊社のエンジニアがさまざまな実験を行っている」としており、今後はデジタルカメラというデバイスにこだわらず携帯電話などに対応したEye-Fiをリリースしていくようです。
ちなみに、Amazon.co.jpなどのショッピングサイトではEye-Fiを12月2日より先行予約を開始しており、準備が整い次第発送を行うとのこと。
Eye-Fi Share 2GB ワイヤレスSDメモリ 日本版(正規品)
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