3月10日に政府著作権者の許諾を得ずにネット上で違法に配信された動画や音楽などのコンテンツのダウンロードを違法とする著作権法の改正案を決定しました。
改正案は今国会に提出され、2010年の施行を予定しています。
もっと厳しく改正すべき！
無断配信コンテンツのダウンロードは違法に – 著作権法改正案を閣議決定 | ネット | マイコミジャーナル
3月10日に開かれた閣議にて、違法に配信された動画や音楽などのダウンロードを違法とする著作権法の改正案を決定したとのこと。
インターネット－特に携帯電話では著作権者の許諾を得ずに配信された違法着うたが問題となっていました。違法着うたの配信はもちろん違法となっていますが、ダウンロードを禁止する法律は存在しません。
そこで著作権法の改正案が閣議決定されたわけですが、改正案にはダウンロードを違法とする条件として「配信コンテンツが違法であることを知ってダウンロードした場合に限る」というものや「個人レベルでの行為は軽微なため、罰則は設けなかった」というものが含まれているため、即効性や効力はそこまで期待できません。
不思議なのは「個人レベルでの行為は軽微なため、罰則は設けなかった」というもの。個人レベルの判断基準がよくわからないし、何故個人レベルでの行為が軽微で罰則が設けられなかったのかわかりません。
CDや着うたを購入するのは消費者－つまり個人ですよね。違法着うたが問題視されるのはモラルはもちろんのこと著作権者が利益を上げられないからというのが頭に必ずあるはずです。
こんな内容の改正案で今、問題とされている違法着うたのダウンロードが激減するわけがありません。
やるならもっと厳しい内容にしてもらいたかったですね。
最後にちょっとだけ言いたい事が。
違法着うたのダウンロードを激減させたいのならまずはNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルなどのキャリアは着うたや着うたフルを作成する方法を初心者にもわかりやすく公開するべきです。
LISM●などのソフトウェアを用意することでその代わりとするのは良いことですが、値段も適正価格に設定し直すべきです。
今の値段じゃぼったくりも良いところですよ？
