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2016年 携帯の学割を比較――ドコモ/au/ソフトバンクの割引額などまとめ

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2016/01/18 15:08
2016年 携帯の学割を比較――ドコモ/au/ソフトバンクの割引額などまとめ

ドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリア3社から2016年の学割が発表されました。今年は3社ともに料金の割引きだけではなく、データ通信量がプレゼントされます。

各社の提供内容や条件が大きく異なっているほか、内容が複雑なので、学割の条件・学割の内容・いつから提供されるのか、どこがおトクなのかなど、3社の学割をまとめて比較してみました。

2016年の学割、割引額とデータ通信量を比較

学割の受付期間

ドコモ au ソフトバンク
受付開始 1月22日(金) 1月14日(木) 1月15日(金)
受付終了 2016年5月31日

割引期間と割引額を比較

学割の割引期間と割引額を比較しました。

ドコモ au ソフトバンク
カケホーダイ カケホーダイライト 新料金 旧料金 新料金 旧料金
割引期間 12ヶ月〜 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
割引額 〜1,300円 800円 1,000円 934円 1,500円 934円
合計割引額 15,600円〜 9,600円 12,000円 11,208円 36,000円 33,624円

割引期間・割引額ともにソフトバンクが他社を上回っています。ただ、ドコモは26歳まで毎月500円の割引が適用される(カケホーダイライトを除く)ため、4年5ヶ月間利用すると、割引額がソフトバンクを上回ります。

データ通信量を比較

学割でプレゼントされるデータ通信量を比較しました。

ドコモ au ソフトバンク
プレゼント期間 36ヶ月〜 26歳まで 36ヶ月
データ通信量 〜6GB 5GB 6GB
合計通信量 216GB〜 180GB〜 216GB

※合計通信量は3年間分

※auは旧料金プランのデータ通信量プレゼントなし

3年間利用した場合、データ通信量のプレゼント量はドコモとソフトバンクがauを上回っています。

ただ、auは3年間ではなく26歳まで毎月5GBがプレゼントされるため、3年8ヶ月間で220GBとなり、ソフトバンクを上回ります。

ドコモは3年間で216GBがプレゼントされ、4年目以降も26歳まで毎月1GBがプレゼントされますが、3年10ヶ月間でauのデータ通信量が230GBとなり、ドコモを上回ります。

まとめ

少しわかりづらいので、経過年数ごとに各社の使用料金とデータ通信量を表にしてみました。この表だけでカンタンに比較できます。

新料金プラン

新料金プランで5GBのデータプランを契約した場合、データ通信量(プレゼント分)や割引額、使用料金は以下のようになります。

ドコモ au ソフトバンク
経過年数 データ通信量 使用料-カケホ- 使用料-ライト- データ通信量 使用料-スマ放題- 使用料-ライト- データ通信量 使用料-カケホ- 使用料-スーパー-
1ヶ月 6GB 6,700円(-1,300円) 6,200円(-800円) 5GB 7,000円(-1,000円) 6,000円(-1,000円) 6GB 6,500円(-1,500円) 5,500円(-1,500円)
1年 72GB 80,400円(-15,600円) 74,400円(-9,600円) 60GB 84,000円(-12,000円) 72,000円(-12,000円) 72GB 78,000円(-18,000円) 66,000円(-18,000円)
2年 144GB 170,400円(-21,600円) 158,400円(-9,600円) 120GB 180,000円(-12,000円) 156,000円(-12,000円) 144GB 156,000円(-36,000円) 132,000円(-36,000円)
3年 216GB 260,400円(-27,600円) 242,400円(-9,600円) 180GB 276,000円(-12,000円) 240,000円(-12,000円) 216GB 252,000円(-36,000円) 216,000円(-36,000円)
4年 228GB 350,400円(-33,600円) 326,400円(-9,600円) 240GB 372,000円(-12,000円) 324,000円(-12,000円) 216GB 348,000円(-36,000円) 300,000円(-36,000円)

※使用料の下段は割引額

旧料金プラン

旧料金プランのデータ通信量(プレゼント分)、割引額、使用料金は以下のようになります。

au ソフトバンク
経過年数 データ通信量 使用料-LTEプラン- データ通信量 使用料-ホワイトプラン-
1ヶ月 0GB 6,000円(-934円) 6GB 6,000円(-934円)
1年 0GB 72,000円(-11,208円) 72GB 72,000円(-11,208円)
2年 0GB 144,000円(-22,416円) 144GB 144,000円(-22,416円)
3年 0GB 216,000円(-33,624円) 216GB 216,000円(-33,624円)
4年 0GB 299,208円(-33,624円) 216GB 299,208円(-33,624円)

※使用料の下段は割引額

安く使うならソフトバンク、長期間おトクに使うならau

上記表ではソフトバンクが最良に思えますが、ドコモとauは割引とデータ通信量のプレゼントが同時適用できる一方でソフトバンクは割引とデータ通信量プレゼントが同時適用されません(どちらかを選択)。さらに、機種変更の場合は割引を選択することができないといった注意点があります。

中学・高校の3年間を目安に比較すると、割引額はソフトバンクが最高値になります。データ通信量ではソフトバンクとドコモが同量でauを上回ります。

大学の4年間を目安に比較すると、こちらも割引額はソフトバンクが最高値になります。データ通信量はau>ドコモ>ソフトバンク(新料金プラン)となります。

なお、auは割引期間が1年(旧料金プランは3年)、データ通信量のプレゼントは26歳までとなっているため、25歳など適用年齢ギリギリで学割に加入するのであれば、年齢ではなく期間で特典が受けられるドコモとソフトバンクがオススメです。

  • とにかく安く使いたい→ソフトバンク
  • 長期間おトクに使いたい→au
  • 料金もデータ通信量もバランスよく使いたい→ドコモ

家族向けの特典

上記の内容は契約者本人の特典をまとめたものですが、auとソフトバンクは家族向けの特典があります。

auは、新規契約・MNPにかぎり、契約者と同等のデータ通信量がプレゼントされます。

ソフトバンクは、家族がMNPで契約した場合、データ通信量を3年間にわたって毎月3GBプレゼントされるか、基本料の割引を適用することが可能。

新規契約の場合はデータ通信量が1年間(12ヶ月)にわたって毎月3GBをプレゼントされ、基本プランの割引期間が1年間に短縮されます。

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