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現在、NTTドコモのMVNOで通信サービスを提供する日本通信がauとソフトバンクモバイルに対して相互接続の申し入れをおこなったことを明らかにしました。
キャリアが申し入れを受け入れれば、両キャリアから販売されている端末で日本通信が提供する格安SIMを利用することが可能となります。
情報元
KDDIとソフトバンクモバイルにも、相互接続申し入れ|日本通信株式会社
ドコモとソフトバンクモバイルの通信網を利用可能に!?
前述の通り日本通信はソフトバンクモバイルとauに対して相互接続の申し入れを行いました。申し入れが受け入れれば、複数キャリアが持つインフラをユーザーに提供できる国内唯一のマルチネットワークキャリアとなります。日本通信ではマルチネットワークキャリアとして提供できるサービスとして、複数キャリアのLTEを統合的に使用することで、どのキャリアよりもエリアの広いネットワーク網を提供できるとしています。つまりは、ドコモとソフトバンクのインフラを1つのSIMで使用できるようになるかもということですね。
解約後のiPhoneを格安で運用できるかも
現在は日本通信を含め、他のMVNO事業者もドコモの通信網で格安SIMを提供しており、今回の申し入れが受け入れればソフトバンクモバイルおよびauの通信網を利用する初のMVNO事業者となります。これにより、日本で発売されているSIMロック版のiPhoneを日本通信が提供するであろう格安SIMで利用することが可能となります。解約後のiPhoneを格安SIMで運用できるとなれば大きな需要があるのではないでしょうか。
ただ、そうなってくるとキャリア側にも不都合が出てくるため、様々な制限がでてくることも考えられます。これらも含めて続報を待ちたいところです。
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