6月20日に発表が噂される次期iPhoneとされる「iPhone5S」が今夏にもNTTドコモから発売されると産経新聞が報じています。
状況を見ればiPhone5Sの投入は必然
産経新聞は、本日TCAより発表された携帯電話・PHSの契約数にてドコモが奮わなかったことから打開策として今夏にも「iPhone5S」を投入すると報じています。これまで何度もドコモからiPhoneが発売されると報道されてきましたし、してきたので今回は慎重にならざるを得ません。
ただ、今回はこれまでとちょっと傾向が違います。
これまで(iPhone5以前のiPhone)の報じられてきたドコモからのiPhone発売報道は日本経済新聞を中心としてきたものでしたが、今回は2名の海外アナリストが予測しています。
▼NTTドコモの「iPhone5S」販売予測再びー別の海外アナリスト
▼ドコモ、iPhone5Sを発売との報道ーいつもの日経じゃないよ
ユーザーの獲得・囲い込みの状況については相変わらず苦戦が続いており、今季モデルのイチオシとして発表されiPhoneの最大の対抗になるとされた「Xperia Z SO-02E」を発売したもののユーザーの囲い込み、他キャリアからの獲得は叶わず、積み上げたMNPの転出超過(マイナス)期間は3年。
さらに、2013年2月度もドコモだけが転出超過を記録するだけでなく、転出超過数は18万超ともはや顧客のダダ漏れ状態となっています。
そんな状況を考えればこれまでAndroidでなんとかなると思っていたであろう尻の重いドコモもそろそろiPhoneの発売を本気で考えてもおかしくはないのかもしれません。
産経新聞の報道は信じていいの?
ただ、産経新聞からの報道を鵜呑みにできるかというとそうでもありません。ニュアンスは異なるものの、産経新聞ではiPhone5に関してドコモからの発売をほのめかす報道をしていました。携帯電話市場で、今年の最大の関心は米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の登場と、NTTドコモによる同機種販売の行方だ。米国では今秋にも高速データ通信規格「LTE」を搭載したアイフォーン5が発売されるとの観測も出ており、LTE展開で先行するドコモをパートナーに選ぶのは自然。実現すれば、市場シェアに地殻変動を引き起こす可能性もありそうだ。
情報元:ドコモ、LTEで“参戦”なら…「iPhone5」で競争激化+(1/3ページ) – MSN産経ニュース
不気味なのはこれまで幾度となくドコモからのiPhone発売を報じてきた日本経済新聞が「iPhone5S」に関しては何も伝えていないことですかね。何も報じないままドコモから「iPhone5S」が発売されたらそれはそれで面白い気もしますが。
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