iPhoneやiPadのウェブブラウザSafariで検索するとこれまでに検索したキーワードが記録され、Safariで表示したページが履歴として残ってしまいます。
残った履歴が家族や友だちにもし見られてしまった時に平気でいられる人はほとんどいないはず。また、履歴を消そうと思ったけどボタンが灰色で消せず困っている人もいると思います。
この記事ではSafariの履歴と検索履歴を消す方法と履歴が消せない時の対処方法をまとめました。
目次
- Safariの履歴を消す方法
- Siriから提案されたWebサイトを非表示にする
- 履歴から検索候補を表示する「トップヒット」を無効にする
- Safariに履歴を残さない「プライベートブラウズ」
- Safariの履歴が消せない時の対処方法
Safariの履歴を消す方法
履歴をまとめて消す
- STEP 1
Safariを起動する
Safariを起動して画面右下の本のアイコンを1回押します
- STEP 2
履歴タブをタップ
- STEP 3
履歴の削除期間を選択
履歴を1つずつ消す
- STEP 1
Safariを起動する
Safariを起動して画面右下の本のアイコンを1回押します
- STEP 2
履歴タブをタップ
- STEP 3
履歴の削除
Siriから提案されたWebサイトを非表示にする
Safariでは、検索バーに入力した文字に連動してSiriがWebサイトを提案します。あくまでも提案であり履歴ではないので、Safariの履歴を消してもSiriからの提案が消えることはありません。
また、iOS 14までは上記画像のように「Siriから提案されたWebサイト」と表示されていましたが、iOS 15以降は表示されなくなりました。
「トップヒット」とは?
Safariの検索バーに文字を入力すると「トップヒット」が表示されます。トップヒットは、ブックマークや閲覧履歴にもとづいてバックグラウンドでページの読み込みが開始されて高速にウェブサイトを表示できる機能です。
トップヒットを無効にするにはSafariの履歴とブックマークから削除する必要があります。
Safariに履歴を残さない「プライベートブラウズ」
Safariに履歴を残したくない場合や履歴を残したくないサイトに訪問する場合は「プライベートブラウズ」を利用しましょう。
プライベートブラウズモードではタブを閉じたあと、アクセスしたページや検索履歴、自動入力情報がSafariに保存されないため、安心してネットが楽しめます。なお、プライベートブラウズが有効になると、検索バーやツールバーが黒背景になります。
- STEP 1
Safariを起動する
Safariを起動して画面右下のタブのアイコンを長押しします
- STEP 2
プライベートブラウズの起動
- STEP 3
プライベートブラウズ
Safariの履歴が消せない時の対処方法
上記の手順をすべて試してもSafariの履歴や検索履歴が消せない、さらにプライベートブラウズが使えない場合があります。これはSafariのコンテンツ制限がオンになっていることが原因です。
コンテンツ制限は親が子どもにスマートフォンを買い与える時や学習用のスマートフォンにおいて、一部機能を制限して有害なサイトやアプリから子どもを守ることができる機能です。「iOS 12」以降から「スクリーンタイム」内に移行されています。
以下の手順を参考にコンテンツ制限をオフにする必要があります。
なお、iOS 12.1.1ではウェブサイトの履歴とデータが削除できない問題が解消されているため、コンテンツ制限を解除しても履歴が消せない場合はiOSを最新版にアップデートしてください。
- STEP 1
設定画面を起動する
設定画面を起動して「Safari」に進みます
- STEP 2
スクリーンタイムに進む
- STEP 3
ウェブコンテンツを無制限アクセスに