使いにくい？iPhone 16の「カメラコントロール」の使い方と感度の調整方法まとめ

Yusuke Sakakura公開日：2024/09/22 12:10

iPhone 16シリーズには、右側に「カメラコントロール」ボタンが搭載されています。

このボタンはカメラアプリを起動できるだけでなく、ズーム、露出、被写界深度（背景のぼかし具合）などを片手で調整できる便利な機能です。

初期設定の画面では簡単な説明しか表示されず、具体的な操作方法がわかりにくいので、この記事ではカメラコントロールの操作方法と感度の調整方法をまとめています。

カメラコントロールの操作方法まとめ

カメラコントロールでは、「全押し（クリック）」「半押し（軽く押す）」「長押し」「スライド」といった操作が可能です。

画面ロックが解除された状態で1回クリック（全押し）すると、カメラアプリが起動。カメラが起動中にもう一度クリックすると、写真を撮影（動画が選択されている場合は動画を撮影）し、長押しすると、長押ししている間だけ動画が撮影されます。

また、ボタンを軽く押すと、コントロールバーが表示され、ボタンをスライドすることで、露出、被写界深度、ズーム、スタイル、トーンをマニュアル調整できます。

カメラコントロールを使いやすく調整する

iPhone 16シリーズの発売後、カメラコントロールには便利との声がある一方で、操作が難しく使いにくいという声も聞かれます。

記事の冒頭でも書いたように初期設定で表示される説明が不親切なことが1つと、不十分な説明で操作できるほど直感的ではないことです。

操作方法は上記の解説で把握できると思いますが、それでも使いにくいと感じる場合は以下の調整を行いましょう。

カメラコントロールの感度を調整する

カメラコントロールの使いにくさの原因の1つが、半押しの感度がシビアな点です。

筆者も感度に苦しみましたが、以下の手順で設定を見直して感度を高めたところ劇的に改善されたので、ぜひ試してみてください。

STEP 1

設定画面を表示

iPhoneの設定画面を表示します

STEP 2

アクセシビリティに進む

「アクセシビリティ」に進みます

STEP 3

カメラコントロールに進む

「カメラコントロール」に進みます

STEP 4

感度を変更する

反応が鈍いと感じる場合は「軽め」、敏感に感じる場合は「強め」に変更します

STEP 5

2回軽く押す時の速度

2回軽く押す時の感覚を長くしたい場合は「遅い」、さらに遅くしたい場合は「もっと遅い」に変更します

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カメラの起動方法を変更する

画面ロック解除時にカメラコントロールを1回クリックすると、カメラアプリが起動しますが、誤ってボタンを押してしまうのであれば、以下の手順で2回クリックに変更しましょう。

STEP 1

設定画面を表示

iPhoneの設定画面を表示します

STEP 2

カメラに進む

「カメラ」に進みます

STEP 3

カメラコントロールに進む

「カメラコントロール」に進みます

STEP 4

ダブルクリックに変更する

カメラの起動方法をシングルクリックからダブルクリックに変更します

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カメラコントロールのメニュー無効化する

カメラコントロールを軽く押すと、コントロールメニューが表示されますが、感度調整してもうまく操作できない場合、無効化することもできます。

無効化すると画面をタップして細かな調整を行い、カメラコントロールをカメラ起動と撮影ボタンに限定して使用できます。

STEP 1

設定画面を表示

iPhoneの設定画面を表示します

STEP 2

アクセシビリティに進む

「アクセシビリティ」に進みます

STEP 3

カメラコントロールに進む

「カメラコントロール」に進みます

STEP 4

調整を表示を無効にする

「調整を表示」のスイッチをオフにします

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カメラコントロールを無効にする

感度調整してもカメラコントロールの操作に慣れないなら以下の手順でカメラコントロールを無効化することもできます。

コントロールメニューの表示だけでなく、カメラアプリの起動や撮影も無効になります。

STEP 1

設定画面を表示

iPhoneの設定画面を表示します

STEP 2

アクセシビリティに進む

「アクセシビリティ」に進みます

STEP 3

カメラコントロールに進む

「カメラコントロール」に進みます

STEP 4

カメラコントロールを無効にする

カメラコントロールのスイッチをオフにします

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起動するアプリを変更する

カメラコントロールで起動できるのは標準のカメラアプリだけでなく、Instagramなどのカメラ機能やQRコードスキャナー、拡大鏡に変更することも可能です。

STEP 1

設定画面を表示

iPhoneの設定画面を表示します

STEP 2

カメラに進む

「カメラ」に進みます

STEP 3

カメラコントロールに進む

「カメラコントロール」に進みます

STEP 4

起動するアプリを変更

起動するアプリをカメラからInstagram、コードスキャナーなどに変更します

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クリーンプレビューを無効にする

カメラコントロール操作中はクリーンプレビューがオンになり、カメラコントロールとシャッターボタン以外のUIがすべて非表示になります。

構図を決めるのに集中したり、誤ってほかの項目を調整してしまうのを防ぐことができます。

STEP 1

設定画面を表示

iPhoneの設定画面を表示します

STEP 2

カメラに進む

「カメラ」に進みます

STEP 3

カメラコントロールに進む

「カメラコントロール」に進みます

STEP 4

クリーンプレビューを無効にする

「クリーンプレビュー」のスイッチをオフにして無効にします

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まとめ

カメラコントロールは特に店頭で短時間触っただけでは使いにくい印象を受けるかもしれませんが、説明方法をしっかりと把握して、感度調整を適切に行えば使いやすくなる機能です。

また、年内には「2段階シャッター」が追加される予定で、軽く押すとピントと露出が自動で被写体に自動的に固定されるようになります。これがカメラコントロールの本命機能だと思うので、今のうちに感度調整して慣れておくといいでしょう。