ウィジェットアプリ「Lock Launcher」の使い方。iPhoneのロック画面からアプリを即起動
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ロック画面が大幅アップデートされたiOS 16では、時計のフォントや文字色を変更したり、マルチレイヤーエフェクトを使っておしゃれにカスタマイズ(解説記事)できるようになりました。
さらに、天気やカレンダーに登録したイベント、その日にやることを書き出したタスクを表示できるウィジェットを追加することも可能。
今回紹介するウィジェットアプリ「Lock Launcher」を使えば、ロック画面からお気に入りのアプリを一発で起動することもできます。前回紹介した「Launchify」
「Lock Launcher」でできること
「Lock Launcher」は、iPhoneのロック画面から事前に登録したアプリを一発で起動できるウィジェットアプリです。
TwitterやInstagram、LINEといったよく利用するSNS、PayPayや楽天Pay、d払い、auPayといったコード決済、ウマ娘やポケモンGOなどゲームアプリもロック画面に配置可能。
ホーム画面を左右に移動したり、Spotlightで検索することなく、お気に入りのアプリを秒で起動できます。


また、ロック画面からお気に入りのサイトにアクセスしたり、特定のショートカットを呼び出すことも可能。
複数の家電をオンにしたり、オフにするショートカットやWi-Fiを完全にオフにするショートカットをロック画面に追加すると便利です。
アプリ内課金でウィジェットの上限を解放
「Lock Launcher」は、無料で最大2つまでのウィジェットを作成できます。
3つ以上のウィジェットを配置する場合は、アプリ内課金で250円(10月5日の値上げ以降は320円)を支払う必要がありますが、iPhoneのロック画面に追加できるウィジェットは上限4つまでなので無料でも十分です。
- ロック画面に配置できるウィジェットの上限を解放
- ロック解除時のより優れたアクション
- ホームスクリーンへの追加
- 秒時計のウィジェットを解放
- 生涯アップデート
- その他の優れた機能
「Launchify」との違いは?
以前紹介した海外で人気の「Launchify」は、3つ以上のウィジェットを配置するには、月額280円または年額2,300円のサブスクに加入する必要がありました。一方、今回紹介する「Lock Launcher」は250円の買い切り型です。
通常では登録できないアプリの登録も可能にするURLスキーム機能も「Launchify」なら無料で利用できるため、InstagramやPayPayといった特定のアプリも無料でロック画面から即起動できます。
Lock Launcher | Launchify | |
---|---|---|
基本利用 | 無料 | 無料 |
課金方法 | アプリ内課金(買い切り)250円 | サブスク月額280円または年額2,300円 |
URLスキーム | 無料で利用可能 | 課金が必要 |
「Lock Launcher」の使い方
「Lock Launcher」を使って、ロック画面にアプリを即起動できるウィジェットを追加する流れは以下のとおりです。まずはApp Storeからダウンロードしましょう。
- Lock Launcherを起動する
- ウィジェットのスロットを選択
- ロック画面で起動したいアプリまたはショートカットを選択
- ウィジェットのアイコンを変更・調整
- 作成したウィジェットをロック画面に追加する
アプリを起動するウィジェットを作る
ロック画面にウィジェットを配置するには、事前にLock Launcherアプリでウィジェットを作る必要があります。
- Lock Launcherを起動する
- ウィジェットのスロットを選択
- ロック画面で起動したいアプリまたはショートカットを選択
- ウィジェットのアイコンを変更・調整
- 作成したウィジェットをロック画面に追加する
ショートカットを起動するウィジェットを作る
ロック画面からショートカットを起動することも可能です。
- ロックランチャーを起動したら「ロック」タブに移動して「設定してください」をタップします
- 「Shortcut」タブが選択されていることを確認して、ロック画面から実行したいショートカット名を入力します
- 「アイコンを選ぶカスタマイズ」に進みます
- リストからアイコンを選ぶか「写真から選ぶ」をタップして保存したアイコンを選択しましょう
- アイコンを大きくしたい場合は「大アイコン」をオンに、アイコンの背景を表示したい場合は「背景を表示」をオンにして調整します
- 「テスト」をタップして、正常にアプリまたはショートカットが起動するか確認したら画面右上の「保存」をタップして完了です。これを繰り返しましょう
ウィジェットをロック画面に配置する
- iPhoneのロック画面を編集するには、画面左上を下にスワイプした後、画面を長押しします
- 「カスタマイズ」をタップしてロック画面を編集します
- 時計の下にある「ウィジェットを追加」をタップして「Lock Launcher」を選択します
- アプリ上で作ったウィジェットが表示されるので、左右にスワイプして追加したいウィジェットを決めて、アイコンを1回タップするとロック画面に追加されます。追加されたら余白をタップします
- 画面右上の「完了」をタップします。ロック画面の壁紙をホーム画面にも適用する場合は「壁紙を両方に設定」を、ホーム画面を別でカスタマイズする場合は「ホーム画面をカスタマイズ」を選んで完了です