iPhone 15で写真撮影後にポートレートにする方法。シャッター音も微音に
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

iPhone 15 全機種が「次世代のポートレート」に対応しています。
これまでのポートレートの問題は撮影モードを切り替えるのを忘れてしまったり、モードを切り替えている間に撮影タイミングを逃してしまうことでした。
これはiPhoneだけの問題ではなくAndroidでも同じですが、Appleはスマートな方法で問題を解決しています。
この記事では、次世代のポートレートの使い方を解説します。
次世代のポートレートとは?

次世代のポートレートに対応したiPhone 15 全機種では、画面をスワイプしてポートレートモードに切り替えなくても被写体をタップして撮影するだけで、背景をぼかすために必要な深度情報を取得します。
この方法で撮影した写真はポートレートモードでは記録されていませんが、写真アプリから数回のタップ操作でポートレート写真に変換できます。
嬉しいのはシャッター音を気にしなくても良いこと。
ポートレートモードで写真を撮影すると「カシャッ!」と大きなシャッター音が鳴るため、場所や状況によっては撮影を諦めた人も多いと思います。次世代のポートレートは、LivePhotosをオンにしながら撮影が可能で、このときは「ポン」と小さなシャッター音が鳴るため、ポートレートでの撮影を諦めなくて済みます。
さらに、撮影後にピントを合わせる被写体/ぼかす被写体を変更することも可能になりました。
次世代ポートレートの使い方
次世代ポートレートは、人、犬、猫を検知すると自動でオンになります。
また、ピントを合わせたい被写体をタップすると人、犬、猫以外でも次世代ポートレートで撮影できます。

ポートレートに変換する
次世代ポートレートで撮影した写真はポートレートモードでは保存されず、以下の手順を参考に写真アプリからポートレートに変換する必要があります。
- 写真アプリを起動して「ポートレート」に進みます
- ポートレートに変換する写真を選択します
- 画面左上のラベルをタップします
- 「ポートレート」に変更すると、撮影時にタップした被写体の背景がボケます
ピントを合わせる被写体/ぼかす被写体を変更する
次世代ポートレートで撮影した写真は撮影後にピントを合わせる被写体/ぼかす被写体を変更できます。
- 写真アプリを起動して「ポートレート」に進みます
- ぼかす被写体を変えたい写真を選択します
- 画面右上の「編集」をタップします
- ピントを合わせる箇所が黄色の枠で囲われています。別の箇所をタップするとピントとボケている場所を入れ替えられます
コメントを残す