DeNAが昨年10月に提供を開始した無料通話アプリの「comm(コム)」ですが、運営体制を縮小していたようです。
品質の高さをウリにしたものの、LINEに対抗できず
日経ビジネスオンラインによると、DeNAはcommの運営体制を大幅に縮小し、今後は顧客獲得を狙ったPRはやめるのではないかと報じています。ディー・エヌ・エー(DeNA)がLINE(ライン)対抗で投入した無料通話アプリ「comm(コム)」の運営体制を大幅に縮小していたことが本誌の取材で明らかになった。最も多い時で約70人を開発や運用、保守に充てていたが、6月初旬までに数人体制へと縮小を決めたもようだ。今後、積極的な会員獲得を目的としたプロモーション活動はやめる方針と見られる。
引用元:【特報】DeNA、「comm」事業を縮小へ:日経ビジネスオンライン
通話品質の高さを最大のウリにしていた「comm」ですが、大幅な顧客獲得には結びつかなかったようですね。思えばLINEの通話品質はお世辞にもいいとは言えず、無料通話のために利用している人はほとんどいないと思います。
そういった意味ではLINEとの差別化が図れたのかもしれませんが、結果が結びつかなかったことで無料通話をメインとして利用したいという人が少ないことを証明する形になったのかもしれませんね。
ちなみに、LINEのユーザー数、約4500万人超に対して、commのユーザー数は約670万人とされているようです。数だけ見るとLINEすげぇな・・・。
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