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インテル、Tizenの開発中止説を否定

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Yusuke Sakakura更新日:2018/03/12 9:16
インテル、Tizenの開発中止説を否定

ロシアのケータイニュースサイトMobile-reviewの編集長を務めるEldar Murtazin氏が「Tizenの開発は遅延しているのではなく、瀕死かつプロジェクトがキャンセルされている状態」とTwitterでコメントしたことで瞬く間に拡散されたTizenの開発中止説ですが、サムスンとともに開発を進めるインテルが否定しました。

最新版のTizen SDKがリリースされたばかりとコメント

インテルが出した声明は以下で、「インテルはTizenの開発に懸命に取り組んでおり、昨日、Tizen IVI 2.0とTizen 2.2 Beta版のSDKをリリースしたばかり。Tizenアソシエイション(NTTドコモやNEC、パナソニックなど複数のメーカが参画してTizenの開発を推進する機構)を通じて様々な支援を受けている」としています。
Intel is very committed to the development of Tizen. We see a unique role for Tizen in the industry to create and to grow a new, open and flexible, mobile operating system that allows developers to “write once/run on many devices”. Tizen has received broad industry support through the Tizen Association and has achieved major milestones this year including establishing the storefront, releasing the Tizen 2.1 source code, the Tizen IVI 2.0 and the Tizen 2.2 Beta SDK that was just released yesterday.

引用元:Is Tizen Really Dead? Well Intel doesn’t think so – TizenExperts

ドコモの加藤薫氏がケータイWatchのインタビューでTizenスマホではLINEとの連携を図るといった具体的なコメントも出していたので、ちょっと怪しいなとは思っていました。
――では、どういったユーザー層に向けた端末になるのでしょうか。

 これから検討を深めていきたいところですが、特徴のあるものにしたいと思っていて、その特徴の1つとして、「LINE」を使いやすいような端末になると良いなと思っています。「LINE」のなかでも新しい側面が出てくると、さらに良いなと思います。

――では「LINE Phone」と言えるような端末に?

 そう言い切るかどうかですよね(笑)。

引用元:ツートップは順調、TizenはLINEと連携――ドコモ加藤社長に聞く

Tizenスマホは2013年秋ごろにも投入

TizenはウェブベースのOSで設計されていて、ゴリゴリのプログラマーだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなど比較的ライトな言語でアプリが開発できるためこれまでにないアプリの登場が期待できます。

また、iOSアプリやAndroidアプリでは販売価格の70%が開発者の取り分になりますが、Tizenは90%とかなり高めに設定されているため、アプリの充実にも期待できるなど、アプリ不足に頭を悩ますことはないようです。

▼そんなTizenスマホはNTTドコモから2013年秋ごろにリリースされるようですよ
ドコモ、Tizen搭載のスマートフォンを2013年第2四半期に投入へ
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