iPhone/iPad/iPod touchでDNSを変更・設定する方法
iPhoneの小ワザ、裏ワザDNSサーバーに障害が発生した時、混雑している時などDNSサーバーが応答せずにインターネットにつながりにくくなることが数ヶ月に一度起きます。また、インターネットの通信速度が遅いと感じる時もDNSの設定を変更することで改善されることがあります。
この記事では、iPhoneやiPad、iPod touchなどiOSデバイスでDNSの設定を変更する方法をわかりやすく解説しています。なお、AndroidのDNS設定・変更方法はこちらの記事で解説しています。
目次
DNSとは?
「http://mobilelaby.com」などのウェブページのURLは元々は「192.168.1.1」といった数字をピリオドで区切った形のIPアドレスを人間が使いやすいようにわかりやすく置き換えられたものです。このわかりやすい形に置き換えてくれる役割を果たすのがDNSで、もしDNSサーバが障害を起こしたり、ダウンするとウェブサイトにアクセスできなくなってしまいます。
そんな時(特定のDNSサーバに障害が起きてウェブページにアクセスできなくなった時)に設定からDNSサーバを変更することで正常に接続できるというわけです。
無料で公開されているDNSリスト
無料で公開されているDNSサーバはいくつかありますが、代表的なものが以下です。特に有名なのがGoogle Public DNSで特定のDNSサーバに障害が発生した時によく使われています。
- Google Public DNS
- DNS 1: 8.8.8.8
- DNS 2: 8.8.4.4
- OpenDNS
- DNS 1: 208.67.222.222
- DNS 2: 208.67.220.220
- ノートンDNS
- DNS 1: 199.85.126.10
- DNS 2: 199.85.127.10
- Comodo Secure DNS
- DNS 1: 8.26.56.26
- DNS 2: 8.20.247.20
- DNS Advantage
- DNS 1: 156.154.70.1
- DNS 2: 156.154.71.1
iPhone/iPad/iPod touchのDNSを変更する
- 1. 設定画面で「Wi-Fi」に進む
- 2. 接続しているWi-Fiの隣にある「i」をタップ
- 3. 「DNSを構成」に進む
- 4. 「手動」をタップ
- 5. 「サーバーを追加」をタップ
- 6. 登録済みのDNSサーバーの「-」をタップして削除
- 7. 「サーバを追加」をタップして先述したリストを元にDNSサーバーのアドレスを入力する
- 8. 画面右上の「保存」を押して完了