64bitが原因?iPhone 5sが強制終了する確率は他機種の2倍であることが判明
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Crittercismが調査したところ、iPhone 5sが強制終了する確率はiPhone 5やiPhone 5cと比較して2倍であることがわかったようです。
iPhone 5と5cが強制終了する確率は1%、iPhone 5sは2%
CrittercismがiPhone 5やiPhone 5c、iPhone 5sで数億のアプリを使用したところ、iPhone 5とiPhone 5cが強制終了する確率は1%で、iPhone 5sは2%と2倍の数値を示したとのことです。
In its look at hundreds of millions of app launches since the debut of the latest iPhones, Crittercism says that programs crash about two percent on the iPhone 5s, as compared to just under one percent on both the iPhone 5c and iPhone 5.
「1%も2%そんなにかわらないだろ」という声も聞こえてきそうですが、実際に使ってみた感じとしては、iPhone 5ではなかった強制終了がiPhone 5sに買い換えてから1日1〜2回ぐらいは起こっている気がしていて、2%という数値はむしろ低いかなと感じるぐらいです。
Crittercism のCEOであるAndrew Levy氏の話によると、iPhone 5sのみ強制終了する確率が高い原因としては64bitのA7が原因であり、アプリの開発者はiOS 7の対応はできたものの、64bitへの対応は行うことができなかったとしています。
Levy氏は、今後アプリの開発者が64bitへの対応を行うことで解消できる問題と捉えているようですが、強制終了するときは特定のアプリを使用している時ではなくランダムに発生している気がするので、もしかするとOSアップデートで解消できる問題なのかもしれません。
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