今年3月にワイモバイルが「iPhone 5s」を発売し、約3日でオンラインの初回出荷分売り切れになるなど好評となっていましたが、今度はau系の格安スマホ/SIMを取り扱う「UQ mobile」からiPhone 5sが発売されるようです。
▼2016/06/29 12:22 更新
UQ mobileから7月15日に発売されることが正式に発表されました。容量は16GBのみでシルバーとスペースグレイの2色。正式な販売価格については現時点で決まっていないものの、「端末購入アシスト」による分割購入と月額料金を割り引くマンスリー割が適用できるとのこと。
UQ mobile、iPhone 5sを発売へ。月額1,980円+端末代で利用可能に
SankeiBizによると、UQ mobileが「iPhone 5s」を取り扱いを決めたとのこと。販売価格は未定となっているものの、16GBモデルが54,000円程度になると伝えています。なお、ワイモバイルも16GBのiPhone 5sを54,432円で販売しています。
移動体通信事業者(MVNO)として初のiPhone(アイフォーン)の提供を始めることが28日、分かった。携帯大手各社が「実質0円」を規制される中、ワイモバイル、UQ、楽天モバイルといった格安スマホを提供する各社は相次いで端末と通信料込みで月額2000円を切るプランを導入。料金値下げで大手携帯各社からの顧客獲得を狙う。UQは格安料金と独自端末で競争を勝ち抜く考えだ。
UQの発売するアイフォーンは、米アップルが2013年9月に発売したスマートフォン「アイフォーン5s」。4インチの小型画面で持ちやすいことから、根強い人気がある。UQの発売価格は未定だが、16ギガバイトモデルで5万4000円程度とみられる。
格安スマホの中で54,000円という価格は決して安くはありませんが、UQ mobileは分割で購入できる「端末購入アシスト」と、指定プランおよび指定機種を同時契約すると月額料金を割引く「マンスリー割」を提供しており、iPhone 5sが指定機種となれば、買いやすい価格と支払い方法で購入することができます。今年3月に発売されたSIMフリー版iPhone SE 16GBの価格が47,800円であることを考えると、マンスリー割が適用されるものと思われます。
また、UQ mobileは、データ容量1GBと国内無料通話1,200円・30分が付いて、月額2,980円の「ぴったりプラン」を13ヶ月間・月額1,000円割引く「イチキュッパ割」を7月1日から提供を開始。これに加えて、利用開始月から25ヶ月目まで無料通話(国内)と、データ通信料を2倍に増量する「W増量」も7月1日から実施すると発表しています。
つまり、データ容量2GBと無料通話2,400円分・60分の「ぴったりプラン」を月額1,980円で利用することができるということになります。この他にも、データ通信量の確認やデータ通信量を消費しない節約モードをON/OFFできる専用アプリの提供を開始、昨年はiOS 9に対応するなど、UQ mobileは、iPhone 5sを投入するべくしっかりと準備していたようです。
UQ mobileは、富士通のSIMフリースマホ「arrows M03」を7月下旬以降に発売することを発表していますが、iPhone 5sもおそらくはキャンペーンが開始される7月1日以降に発売するのではないでしょうか。
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