iPhone 6で画面は大型になるけど、アプリに影響はないかもしれないーアナリスト予測
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

画面の大型化に伴い、電源ボタンの配置も変更か
Ming Chi-Kuo氏のレポートによれば、iPhone 6では画面が大型化されるものの、アスペクト比はこれまでに発売されたiPhoneと同じになることからアプリに影響はないようです。
Both devices will have the same aspect ratio to the iPhone 5, meaning apps will not need to be redesigned for the second time in three years.
画面のインチアップに伴い、アスペクト比も変更されたiPhone 5ではアプリの上下に黒い帯が入るなどユーザーにとっては影響の少ないものでしたが、アプリの開発者は画面のサイズを判定して処理を分けるコードの追加が必要になったり、レイアウトに柔軟性をもたせるなど面倒なものになっていました。
今回の噂がホントであれば、開発者にとっては非常に嬉しいものになるかと思います。
このほかにもMing Chi-Kuo氏のレポートには、4.7インチまたは5.5インチにインチアップされても片手で操作できるように電源ボタンが端末の側面に移動するというものも含まれており、大画面化されても影響の少ないような対応が行われるのかもしれません。
Kuo氏が予測するiPhone 6の詳細なスペック
レポートにはiPhone 6の詳細なスペックについても含まれていたようです。わかりやすく表にまとめてみました。
iPhone 6(4.7インチ) | iPhone 6(5.5インチ) | |
---|---|---|
厚さ | 6.5mm〜7.0mm | |
解像度 | 1334×750ピクセル | 1920×1080ピクセル |
画素密度 | 326ppi | 401ppi |
CPU | A8 | |
RAM | 1GB | |
Touch ID | ○ | |
NFC | ○ | |
バッテリー | ー | 50〜70%改善 |
この他にもベゼル幅は10〜20%細くなり、カメラのスペックは変わらないものの画質は向上するとのことです。
気になるiPhone 6の発売日については、4.7インチモデルが2014年第3四半期(7月〜9月)、5.7インチモデルが第4四半期(10月〜12月)となり、出荷台数についてはそれぞれ6000万台、900万台となるようです。
さて、的中率の高いKuo氏の予測ですが、発売日とされる2014年の9月まで変わらないというわけではなく、いつものように徐々に変更・更新されていくものなので現時点では鵜呑みにせず、参考程度にとどめておくのが良いかと思います。
▼iPhone 6に関する噂はこちらでまとめています。
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