音楽をiCloudに保存できる「iTunes Match」がようやく日本でも利用可能に!
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

低音質の楽曲ファイルを高音質かつDRMフリーに置き換える「iTunes Match」
「iTunes Match」を利用すると、パソコンに保存している音楽がiCloudにアップロードされて、iPhoneやiPad、iPod、Apple TVなどのApple製品や元データのないパソコンでも音楽を聴くことができるようになります。
音楽はiPhoneやiPad、iPodではダウンロード方式となり、それ以外のパソコンやApple TVではストリーミング再生となります。
iCloudに保存できる楽曲数は最大2万5000曲でiTunesで購入した曲についてはカウントされません。
「iTunes Match」が魅力的なのはパソコンに音楽データを置かなくてもいいため、PCがクラッシュした時に安心できたり、PCを買い替える時の膨大な時間がかかるバックアップから開放されますね。
それよりも魅力的なのはアップロードした音楽ファイルは可能な場合に限って(iTunes Storeで販売されているものに限って)高音質な256kbpsに自動で置き換えられるというところです。しかもDRMフリーで。
この置き換え機能は非常にグレーではありますが、TSUTAYAやゲオなどでレンタルしてきたCDさえも置き換えられてしまうためユーザーにとっては非常に魅力的ですよね。曲単価150円〜250円で販売されているiTunes Storeの楽曲が格安で手に入ってしまうわけですから。
利用料金は年額3980円ですが、すぐに元が取れてしまうでしょう。
ストリーミング視聴ができる「Google Play Music」の提供も期待したい!
「iTunes Match」で気になるのはiTunesが必要というところですかね。動作がもっさもさのWindows版iTunesを利用している人にとっては特に気になるところかと思います。
そんな人が待ち遠しいのはGoogleが提供する同様のサービス「Google Play Music」ではないでしょうか。
「Google Play Music」では、ウェブブラウザから楽曲を再生できるだけでなく、スマートフォンでもストリーミングで音楽を再生できるなどiTunes Matchにはない魅力的な機能が揃っています。
iTunes Matchが日本で提供できるならGoogle Play Musicも提供できるはずだと思うのですが、どうでしょうね。
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