AirPods Pro 3の発売はまだ先?ビッグアップデートは2026年以降か
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」シリーズに関する新たな情報が明らかになりました。
過去に多数の実績があるアナリストによると、AirPods Pro (第3世代)や新型AirPods Maxの登場は2025年ではなく、2026年以降になる可能性が高いようです。
AirPods Pro (第3世代)は2026年に量産見込み
著名アナリストのMing-Chi Kuoによれば、AirPodsシリーズのビッグアップデートは2026年まで行われない見通しです。
直近のビッグアップデートは昨年発売された「AirPods 4」でした。
開放感のあるオープンイヤー型ながら、周囲の雑音を抑えるノイズキャンセリング機能にも対応し、使い勝手の良さが高く評価されています。

ただし、地下鉄などの騒音が激しい環境では、より高精度なノイズキャンセリングを求める声も少なくありません。そうしたニーズに応えるモデルとして期待されるのがAirPods Pro (第3世代)です。
最近確認されたコード変更から、AirPods Pro (第3世代)がまもなく発売されるのではないかと予測されており、6月開催のWWDC2025や9月開催のスペシャルイベントでの発表が期待されていましたが、発表はもう1年先になる可能性が高いようです。
AirPods may not see significant updates until 2026 (aligning with my earlier prediction that IR camera-equipped AirPods would enter mass production in 2026). A lighter version of the AirPods Max is expected to enter mass production in 2027.
AirPods可能要到2026年才會有顯著更新…
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) May 18, 2025
AirPods Pro (第3世代)はどう進化する?

AirPods Pro (第3世代)がどういったモデルになるのかーーAppleの未発表製品について最も信頼できる記者の一人、Mark Gurmanによれば、デザインの刷新やノイズキャンセリング機能の向上が計画されているとのこと。
さらに、Kuoは赤外線カメラの搭載にも言及しています。
この赤外線カメラは、Apple Vision Proと組み合わせて利用され、Vision Proでの動画視聴中にAirPods Pro (第3世代)を装着し、頭の向きに応じて音の方向を強調することで、空間オーディオ/コンピューティング体験を強化するそうです。
また、赤外線カメラを活用した空間ジェスチャーコントロールにも対応する可能性があり、イヤホンに触れることなく、音量調整や曲送りなどのスキップ操作が可能になるかもしれません。
軽量な新型AirPods Maxは2027年に量産か

Kuoによれば、新型AirPods Maxは2027年に量産見込みのようです。
現行モデルが2020年に登場して以降、EUでの法規制によるLightningからUSB-Cへの移行や新色の追加、ロスレスオーディオと超低レイテンシーのオーディオ対応など、小規模なアップデートが行われたものの、ビッグアップデートはありません。
Kuoは2027年に量産されるモデルを軽量版のAirPods Maxと表現しています。
現行モデルの重さは386.2g。これに対して、競合製品であるソニーのWH-1000XM6は254g、Beats Studio Proは260gとなっており、アルミボディを採用するAirPods Maxの重さは課題として指摘されてきました。
次期モデルでは長時間の視聴でも快適な装着感を目指した改良が期待されます。

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