4月16日、競争ルールの検証に関するワーキンググループが開催され、ドコモが3月に開始したオンライン専用プラン「ahamo」で有償の店頭サポートを提供する予定であることを明かした。
ahamoは店頭サポートをなくすことで低料金を実現したプランだが、プランを切り替えた瞬間に圏外になるなどサポートなしでは解決が難しい問題が発生していた。詳細については後日発表予定と案内している。
ケータイ補償サービスを非回線契約者向けに提供へ
ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」では、店頭での受付・サポートを行っていないが、有償サポートによって店頭でもahamoの新規契約やプラン変更を受け付ける。データ移行などのサポートも行うかは不明。
有償の店頭サポートについて構成員からKDDIのpovo、ソフトバンクのLINEMOで提供する予定がないか質問があったが、auは有償サポートについてコメントすることはできない。サービスをより良いものにしていきたいとの回答に留めた。
ソフトバンクは今後選択肢の1つとして検討しているとしながらも決まっていることはないと回答している。
ほかにも問題視されていた解約金留保についてはユーザーからわかりにくいといった声などを踏まえて秋頃をめどに見直しする予定で、これに合わせて2年契約の新規受付を終了することも含めて検討する。
総務省の覆面調査で非回線契約者に対して端末販売を拒否する代理店の存在が確認されたが、ドコモは重く受け止めて再演防止に尽力すると説明した。
また、非回線契約者向けに端末の一括・分割販売の提供を検討する。現在は店頭での一括購入が可能だが、ドコモオンラインショップではドコモ回線がない限り購入できない。非回線契約者向けのオンライン販売であれば端末販売を拒否することができなくなる。
これに合わせてケータイ補償サービスも非回線契約者向けに提供する予定。時期は夏頃としている。
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