![ついにカラー表示対応の「Kindle Colorsoft」が登場。ただし日本では未発売](https://mobilelaby.com/wp/wp-content/uploads/amazon-announces-kindle-colorsoft-not-jp-1.jpg.pagespeed.ce.qeoARnDPQ8.jpg)
Amazonが電子書籍デバイスの新型モデルとして「Kindle Colorsoft Signature Edition」を発表しました。
7インチディスプレイやワイヤレス充電対応など、シリーズの中で最も人気のあるKindle Paperwhiteのシグニチャーエディションと共通点が多くありますが、最大の違いはカラー表示に対応していること。
価格はKindle Paperwhite シグニチャーエディションの199.99ドルに対して、279.99ドルに設定されています。発売日は10月30日です。
E Inkディスプレイの特徴を活かしたままカラー表示に対応
![Kindle Colorsoft Signature Edition](https://mobilelaby.net/images/2024/10/amazon-announces-kindle-colorsoft-not-jp-4.jpg)
これまでのKindleシリーズ、そして日本発売が発表されたばかりの4つのKindleデバイスにも、白黒表示しかできないモノクロE Inkが採用されていますが、新しいKindle Colorsoft Signature Editionには、7インチのColorSoftディスプレイが搭載されています。
バックライトが必要な液晶や有機ELでもない新しいカラーディスプレイは、E ink Kaleidoをベースにカスタムすることで、高コントラスト・ページめくりの速さ・自動調節フロントライト・長時間バッテリーといった、これまでのKindleデバイスの特徴を引き継ぎながらカラー表示に対応しています。
これにより、Kindleライブラリやストアに加えて、本の写真や画像、重要なところやメモがわりにラインを引いた箇所もカラーで表示することができます。
![カラー表示に対応したライブラリとハイライト機能](https://mobilelaby.net/images/2024/10/amazon-announces-kindle-colorsoft-not-jp-5.jpg)
実物に触れたThe Vergeは、iPadには及ばないものの、鮮明で十分な明るさがあり、Kobo Clara Colourのような同じカラー対応の電子書籍デバイスの競合と比べてもはるかに鮮明で明るいと評価しています。
また、ホーム画面やライブラリが見やすく、本の表紙がフルカラーで表示されること、ロック画面も鮮やかに表示されることをカラーディスプレイのメリットとして挙げています。
一方でページにカラー画像が含まれる場合は画面がフラッシュすることを明らかな欠点として挙げています。記事のタイトルにも書きましたが、残念ながら日本では購入できません。
カラーディスプレイのほかには、ワイヤレス充電対応や最大8週間持続するバッテリー、お風呂に持ち込んでも大丈夫な防水機能を備えています。
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