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OPPOもAndroidのAirDrop対応に前向き。Quick Shareの拡大でO+ Connectはどうなる?

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2025/12/17 16:13
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OPPOもAndroidのAirDrop対応に前向き。Quick Shareの拡大でO+ Connectはどうなる?

今年起きたスマホ業界のビッグニュースのひとつがAndroidのAirDrop対応です。

突如、GoogleがAndroidの共有機能「Quick Share」のAirDrop対応を発表し、iPhone・iPad・MacといったAppleデバイスと直接、写真や動画、リンクなどを共有できるようになりました。

iPhoneとのファイル共有機能をいち早く提供していたのがOPPOです。専用アプリ「O+ Connect」をiPhoneにダウンロードすることで、OPPOデバイスとのファイル共有を実現していました。

そのOPPOは、AndroidのAirDrop対応について「可能性は大いにある」と前向きな姿勢を示しています。

OPPOも追随へ。「Googleの流れ」に沿う方針

GoogleはPixel 10シリーズでの対応を皮切りに、他機種への対応拡大も発表しています。

すでにNothingのカールペイCEOが早期対応に意欲を示していますが、OPPO についても、オウガ・ジャパンの河野氏は、先日発表されたFind X9のグループインタビューにおいて「(ColorOSの)ベースのシステムはAndroidなので、今後、Googleさんの考え、流れで機能が実装される可能性は大いにある」とコメントしました。

ただ、AirDrop対応にあたっては、2つの懸念点が存在します。

AppleはAndroidのAirDropをブロックするのか

ひとつ目は、Apple側の対応です。

AndroidのAirDrop対応は、Appleと公式に協力して実現したものではなく、Googleが独自に実装した機能です。そのため、Googleがどれだけ安全性をアピールしたとしても、Appleが何らかの制限を加える可能性も否定できません。

しかし、AndroidがAirDropに対応した後に配信されたiOS 26.2では、機能が制限される動きは確認されていません。

EUのデジタル市場法(DMA)や、日本で施行されたスマホソフトウェア競争促進法など、巨大プラットフォーマーによる囲い込みを規制する動きが世界的に強まるなか、Appleとしても一方的なブロックに踏み切るのは難しい状況にあると考えられます。

鍵を握るのはチップベンダー?

もうひとつはチップベンダーの対応です。

GoogleがどのようにAirDrop対応を実現したのか、詳細は明らかにされていませんが、Googleやメーカーの判断だけで実現できるものではないと見られています。

対応の鍵はチップベンダーも握っていると見られており、実際にQualcommは対応に意欲を見せています。その一方で、OPPO Find X9にも採用されているMediaTekについては、現時点で何も表明していません。

対応しないとは考えにくいものの、対応時期についてはチップベンダーの姿勢や判断が影響する可能性があります。

O+ ConnectはiPhoneの着信応答など機能を強化

将来的にOPPOがAirDrop対応のQuick Shareを提供できるようになれば、O+ Connectのファイル共有機能の役割は薄れていくことになりそうです。

ただ、O+ Connectには、OPPOデバイスでiPhoneへの着信に応答する機能や、PCへの画面ミラーリング、PC上でのスマホアプリ操作といった連携機能が追加されています。

単なるファイル共有にとどまらず、デバイス間連携のハブとして、O+ Connectは今後も重要な役割を担っていくことになるでしょう。また、動作要件を満たさずAirDropに対応できない機種があるとすれば、引き続きiPhoneとの共有手段として重宝されそうです。

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