アップルが、現在使っているスマートフォン(iPhone/Android/Windows Phone)を下取りして、購入するiPhoneの価格から下取り額を値引き、さらに24ヶ月の分割払いができるアップグレードプログラム「iPhone Upgrade Program」の新しいプランを発表しました。
アップル、古いiPhoneを下取りして差額分を分割購入できる新プランをスタート
新しいプランを利用した場合、端末価格以外の手数料や利子を支払う必要がなく、「AppleCare+」はオプションとして購入することになります。
毎月の支払額は、単純に新しいiPhoneの販売価格から下取り価格を差し引き、24ヶ月で割った金額になります。
スマートフォンの下取り額は、下取りに出すスマートフォンと、破損など状態によって上下します。モデルごとの最大の下取り額はiPhone 4 / 4sが100ドル、iPhone 5 / 5c / 5sが200ドル、iPhone 6が300ドル、iPhone 6 Plusが350ドル。
AndroidやWindows Phoneなど、非iOSデバイスの下取り額は、100ドル〜300ドルとのこと。
例えば、iPhone 6からiPhone 6sに乗り換える場合は、毎月の支払額14.54ドル(約1,698円)で、24ヶ月の支払額は348.96ドル(約40,767円)となります。
Apple just made it easier for some folks to trade in their old iPhone for a newer model, and to do so for less than $15 a month in some cases. What’s more, the handset you trade in can be an Android device or Windows phone as well as an iPhone.
引用元:Apple offers new iPhone trade-in plan
iPhone Upgrade Programは米国のみで提供中、3月のスペシャルイベントで拡大提供の発表も?
これまで下取りのみを受け付けていた同プログラムですが、昨年iPhone 6s / 6s Plusの発売を機に24ヶ月間の分割支払いと、12ヶ月ごとにApple Care+付きの新しいiPhoneが手に入る新プランをスタートさせました。
現時点で「iPhone Upgrade Program」は、米国のみで提供されていますが、アップルは主要国向けに拡大提供することも明らかにしています。おそらく日本も主要国に入っているものと思われますが、昨年9月の発表から同プログラムの拡大提供は実施されていません。
アップルは今年3月15日にスペシャルイベントを開催して、4インチ・新型「iPhone 5se」を発表する見込みですが、もしかすると、その場で同プログラムの拡大提供が発表されるかもしれません。
実質0円が廃止され、キャリアが販売するiPhoneの売上減は避けられない状況です。格安スマホの普及でSIMフリーの需要も徐々に高まりつつある今、アップルが日本でアップグレードプログラムを開始する流れは自然だと思われますが、どうでしょうか。
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