アップルが2014年に発表した電子決済サービス「Apple Pay」は、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・中国・シンガポールの6カ国で現在利用することができます。
今年中に日本対応が噂されるなか、アップル幹部のジェニファー・ベイリー氏が、アジア・欧州でApple Payが利用できるよう対応を急いでいると語ったようです。
Apple Pay、アジア・欧州での対応拡大を計画
TechCrunchによると、アップル幹部のジェニファー・ベイリー氏は、Apple Payのアジアと欧州での対応拡大に取り組んでおり、全ての重要な市場での対応が目標と語ったとのこと。
That’s according to Jennifer Bailey, VP of Apple Pay, who spoke to TechCrunch this week as the service expanded its presence in Singapore, where it now supports five major banks that cover over 80 percent of cards, following an initial launch in April. Apple Pay is also live in the U.S., Canada, the UK, Australia and China, but there are plans to do a lot more.
“We’re working rapidly in Asia and also in Europe, our goal is to have Apple Pay in every significant market Apple is in,” Bailey told us.
- 引用元
- TechCrunch
今年中に中国・シンガポール・香港・スペインに拡大
Apple Payの開始当初、アメリカのみ対応していたApple Payは、2015年にイギリス、カナダ、オーストラリアに拡大、2016年には中国、シンガポールに拡大しました。
さらに、American Expressが、2016年に香港、スペインでも利用できるとアナウンスしており、アップルがアジアと欧州で対応を急いでいることは明らかです。
日本対応時期は2016年後半?WWDCでの発表は?
今年2月にリークされたMasterCardのロードマップでは、2016年中にシンガポールと香港でApple Payが利用可能になると記され、実際にそのようになりました。
このロードマップには日本も含まれており、国内でもApple Payの日本対応が2016年後半以降になると報じられていることから、日本でも遠くない時期にApple Payが利用できるものと思われます。
Apple Payの対応が2016年後半以降になるのであれば、9月のスペシャルイベントになる気もしますが、時期が早まるのであれば、アップルが6月13日に開催する「WWDC 2016」での発表も予想されます。
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