今から19年前、AppleはCasady & Greeneが開発したSoundJam MPを買収し、ソフトウェアに改良を加えて翌年の2001年にリリースしたのが初代iTunesだ。
その後、様々な機能が追加され、18年にわたって多くのAppleユーザーに親しまれていた「iTunes」だが、ついに終わるようだ。
ミュージック、TV、ポッドキャストの3アプリに分割へ
Bloombergによると、Appleは日本時間6月4日から開催される「WWDC 2019」で、音楽を聴いたり、テレビ番組や映画を見たり、ポッドキャストを聴いたり、iPhoneなどのAppleデバイスを管理できる「iTunes」の終了を発表するという。
もちろん終了だけで終わらない。AppleはiTunesに代わるアプリとして「ミュージック」「TV」「ポッドキャスト」の3つのアプリを発表するそうだ。つまり、iTunesはiPhoneやiPadに合わせるように、3つのアプリに分割されるということだ。
前述したとおり「iTunes」はiPhoneなどAppleデバイスのバックアップを取るアプリケーションにもなっているが、デバイスの管理機能はMusicアプリに移行されるとのこと。
なお、Bloombergが言及している分割後の3アプリはMacのみ、Windowsについては言及していない。