Appleが開発者向けの年次イベント「WWDC 2019」を現地時間6月3日から7日まで、アメリカ・カリフォルニア州のマッケンナリーコンベンションセンターで開催すると発表した。
WWDCでは、秋の正式発表を前に次期バージョンのiOS/macOS/watchOS/tvOSが先行発表され、いくつかの新機能が公開される。
ダークモードを追加した「iOS 13」など登場か
Apple最大の年次イベント「WWDC」は今年で30週年を迎える。初日の基調講演のステージから始まり、Appleに関する最新のニュースを伝えたあと、機械学習(Machine Learning)、拡張現実(Augumented Reality)、健康およびフィットネスといった分野で新しいエクスペリエンスの開発に取り組んでいるデベロッパ各社の画期的な作品を紹介する予定としている。
WWDCに参加したい開発者は今日から日本時間3月21日の午前9時まで、WWDCウェブサイトにて参加チケットを申し込める。1599ドルーー日本円で約17万8000円のチケットは抽選販売となり、抽選結果は日本時間22日の午前9時までに通知される。なお、イベントの模様はWWDCアプリまたはApple Developerウェブサイトを通じてライブ配信される。
最も注目される初日に基調講演では、次期バージョンのiOS/macOS/watchOS/tvOSが先行発表されるだろう。昨年はiOS 12/macOS Mojave/watchOS 5/tvOS 12が発表されたが、今年は「iOS 13」や「macOS 10.15」、「watchOS 6」、「tvOS 13」が発表され、イベント後に開発者向けのベータ版が提供される可能性が高い。
「iOS 13」では、待望の「ダークモード」の追加に加え、ファイルアプリのアップデートやmacOSで採用されているアプリ内タブ、Split Viewで同じアプリを並べて表示可能に、Apple Pencilの改善、ホーム画面の再設計などiPadの大幅強化が噂されている。
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