昨年秋のスペシャルイベントで「iPhone X」と共に発表されたApple純正のワイヤレス充電マット「AirPower」がようやく発売されるかもしれない。
「AirPower」は、マットにデバイスをのせるだけで充電できるワイヤレス充電器。iPhone/Apple Watch/AirPodsを同時に3台充電することもできるAppleファンに最適なワイヤレス充電器だが、イベントで2018年発売と案内されたあと、全く動きがないまま1年が経過しようとしている。
「AirPower」の価格はこれまでの噂を大幅に下回る?
中国の充電専門メディア充电头网によれば、Appleはようやく9月に「AirPower」を発売するという。業界関係者によれば価格は1,000中国人民元ーー日本円で約1.6万円になるようだ。
詳細な仕様についても明かしている。「AirPower」には、タイル状の非常に小さなコイルが重ならないように22個も内蔵・配置されているそうだ。また、チップが各コイルを正確に制御可能で、それぞれのコイルがApple Watchを充電できる能力を持っているとのこと。
AirPowerの発売日については、発熱問題に頭を悩ませていたAppleは発売日を延期せざるを得ず、発売目標日を9月に設定したとBloombergも報じていた。一方、価格についてはポーランドのオンラインストアで「AirPower」の製品ページに販売価格が999ズウォティ(日本円で約29,000円)と掲載されていたことから非常に高額になるとされていたが、噂を大幅に下回るのだろうか。
なお、この中国メディアは今年発売される新型iPhoneに高速充電対応の充電アダプタが同梱されると報じたが、MacRumorsが指摘するとおり実績が乏しいため過度な期待は禁物だ。
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