Appleが日本時間4月21日(水)午前2時からオンラインイベント『Spring Loaded』の開催を正式発表した。
オンライン限定のイベントでは多数の新製品が発表されると報じられており、新型iPad ProやApple TV、まったく新しい新商品の「AirTag」が登場する可能性がある。
オンラインイベントは21日午前2時から
一昨年までは世界中から記者を集めて本社Apple Park内に建設された1000人収容のスティーブジョブズシアターでスペシャルイベントを開催していたが、新型コロナウイルス以降は事前収録した映像を決まった時間に流すオンラインでの開催に変更されている。
今回のイベントも日本時間4月21日(水)の午前2時からオンラインで開催される。イベントはApple公式サイトのほか、YouTube、Apple TVアプリで視聴できるようだ。
発表が期待されるAppleの新製品
AirPods 3
2019年3月以来、2年ぶりにAirPodsの後継機モデルが発表されるとの噂があるが、最近では2021年後半の発表になると報じられている。
“うどん”とも言われるステムを短くしたAirPods Proのような新しいデザインを採用し、ステムをつまんで操作できる感圧センサーや映画館の映画館のような立体音響をイヤホンで再現する空間オーディオには対応すると噂されている。
残念ながらAirPods Pro/AirPods Maxに搭載されているアクティブノイズキャンセリングや外部音取り込みモードには対応しないようだ。
新型iPad Pro
1年ぶりに新型iPad Proがアップデートされる可能性が報じられている。
これまでの噂によればデザインや本体サイズの変更はなく高速なチップセットを搭載。最大の目玉はコントラスト比や画面の明るさが改善され、画質向上を実現するミニLEDディスプレイのようだ。
残念ながらミニLEDディスプレイは12.9インチモデルに限定される可能性が高い。
また、セルラー対応モデルについては超高速通信の5Gに対応すると報じられている。auは3月12日に5G対応タブレット向けの料金プランを発表したものの提供日は未定。現時点でauは5G対応タブレットは取り扱っておらず、新型iPad Pro向けのプランという見方もある。
Apple TV
2017年9月以来、3年6ヶ月ぶりにApple TVの新型モデルが登場する可能性も噂されている。
コンソールクラスのゲームを快適にプレイできる高速なプロセッサや大容量のストレージが搭載され、アップデートされたリモコンはどこにあるのかわからなくなった時に位置を特定できる新機能に対応すると噂されている。
AppleがChromecastのようなドングル型のApple TVを開発しているとの噂もあるが、信ぴょう性は不明だ。
AirTag
紛失防止タグの「AirTag」はAppleが重要な新商品を発表する際に使用する“One more thing”として登場する可能性がある。
AirTagを付けたカバンやサイフから離れるとペアリングしたiPhoneに通知が届いて紛失や盗難を防いだり、落としてどこにあるのかわからなくなった場合はiPhoneから地図上またはARで現在地を確認できるようだ。
最大の特徴は数センチの誤差で位置情報を検出できるUWB(Ultra Wide Band)対応のU1チップを搭載すること。
TileやMAMORIOといったBluetoothを採用した紛失防止タグは平面的な距離で現在地を特定するのに対してUWB対応のデバイスでは空間的な位置情報を取得できるため、さらに高い精度で現在地を特定することが可能になる。
U1チップはiPhoneも対応している必要があるが、すでにiPhone 11/12シリーズやApple Watch Series 6にU1チップが搭載されている。
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