2月9日、ドコモが昨年発売したSamsung製のフラグシップスマートフォンGalaxy S21|S21 5G Olympic Games Edition|S21 Ultra向けに最新のソフトウェアアップデートが配信されました。
2022年1月のセキュリティパッチに加えて、Android 12へのOSバージョンアップも含まれるビッグアップデートです。
OSアップデートは3世代、セキュリティは4年保証に
ドコモからは主なアップデート内容として「プライバシー強化」「ポップアップウィンドウのピンオプション」「ビデオコラージュ」「カスタマイズされたディスプレイモード」の追加が案内されていて、カメラのシングルテイクモード設定画面でシャッターボタンが表示される不具合の修正も含まれています。
プライバシー強化はアプリケーションがカメラやマイクを使用中に画面の右上にドットを表示することで、プライバシー性の高い機能の無断使用を防ぐというもの。クイック設定パネルからワンタップで両機能をオフにすることも可能になります。
また、アプリケーションに位置情報の利用を許可する際に、これまでの「正確」な位置情報に加えて「おおよそ」の位置情報を選択することも可能になったことで、プライバシーを守ったまま位置情報の提供が可能です。
アプリのマルチタスキングも進化しています。アプリをポップアップ表示している際に、ヘッダーから新しく追加された「ピン」オプションを選択することで、ポップアップウィンドウが常時表示されるようになります。
ギャラリーアプリの新機能として「ビデオコラージュ」が追加されます。新機能によって静止画だけでなく最大4件の動画もミックスしてコラージュを作成できるようになりました。
画面の視認性を向上するための機能として、ダークモード・高コントラストフォント・高コントラストキーボードをオンにしてアニメーションを削減し、透過度とぼかしを減らす「高コントラスト」モードとフォントサイズ及び画面ズームを大きくし、ハイライトボタンと太字フォントをオンにする「拡大して表示」が選べるようになります。
なお、今月4日にはGalaxy S21シリーズが3世代のOSアップグレードサポートと4年間のセキュリティ保証が約束されたデバイスになると新たに発表されました。将来的にはAndroid 14までOSアップデートできることになります。
Android 12で追加されたその他の新機能に関しては、以下の記事にて画像付きで詳しくまとめています。
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