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サムスンが間もなく発表する可能性が高い「Galaxy Note9」で搭載が計画されていたディスプレイ内蔵型の指紋認証。技術的な問題から搭載見送りとなったようだが、来年登場するフラグシップスマートフォンの「Galaxy S10」でついに実現されるかもしれない。
ついに画面内蔵型の超音波式指紋認証センサー搭載か
DigiTimesが業界筋から得た情報としてサムスンの次期フラグシップスマートフォン「Galaxy S10」にディスプレイ内蔵型の超音波式指紋認証センサーが搭載されると報じた。Galaxy S10にはAppleの「Face ID」のような3D顔認証に対応する噂があるが、サムスンはFace IDや中国メーカーのAndroidスマートフォンに搭載される光学式の指紋認証センサーと差別化する方針のようだ。
これまでに高い精度でリーク情報を伝えてきたMing-Chi Kuoは、来月にも発表される新型スマートフォン「Galaxy Note9」で画面内蔵型の指紋認証センサーの搭載が計画されていたが、ディスプレイの保護シートによって認識精度や消費電力に与える影響をクリアできないなど技術的な問題からキャンセルされたと伝えていた。
Kuoは、ディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーの早期搭載を否定しながらも2019年第1四半期または2019年前半までは一般的に採用されることはないとしたが、韓国メディアのThe Bellはディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーは現時点で商用化の段階にないものの、2019年はSamsungをはじめ複数のメーカーが採用可能になると報じるなど、毎年2月ごろに発売される「Galaxy S10」に搭載される可能性はありそうだ。
ディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーは、従来の静電式指紋認証センサーのような存在感のあるパーツを必要としないため、デザイン性の向上や内部スペースをより広く確保できるためバッテリー容量アップも期待できる。なお、新しい指紋認証センサーはGalaxy AシリーズやGalaxy Noteシリーズにも搭載が計画されているとのこと。
Galaxy S10シリーズは3モデル展開に?
Galaxy Sシリーズは、Galaxy S7/S7+から画面サイズや性能が差別化された2モデルラインナップになったが、Galaxy S10では、Galaxy S6/S6 edge/S6 edge+のような3モデル展開に戻るかもしれない。
DigiTimesは、背面に指紋認証センサーを搭載した5.8インチモデルと、画面内蔵型の超音波式指紋認証センサーを搭載する6.1インチ/6.4インチモデルがラインナップされると伝えた。3モデルの出荷台数は4,000万台で新しい指紋認証センサーを搭載した2モデルは3,400万〜3,600万台を占めるとのこと。
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