Samsungが今年後半に発売する「Galaxy Note9」でディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーを搭載すると報じられていたが、今年は断念したようだ。
ディスプレイ内蔵型の指紋認証、2019年に普及か
正確なリーク情報で定評のあるKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuoのレポートによると、Samsungは2018年第3四半期(6月〜9月)に発売予定の「Galaxy Note9」にディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーを搭載する予定だったが技術的な問題から断念したとのこと。
ディスプレイ内蔵型の指紋認証はQualcommの超音波式とシナプティクスなどの光学式に分かれるが、Kuoは両方共に技術的な問題からキャンセルされてしまったと伝えている。ディスプレイの保護シートなどによって認識精度や消費電力に与える影響をクリアできないことが具体的な理由だ。
今後については2019年第1四半期または2019年前半までにディスプレイ内蔵型の指紋認証が一般的に採用されることはないと予測し。Kuoとほぼ同じ内容を先行して報じていた韓国メディアも現在は商用化の段階にないものの来年はSamsungをはじめ複数のメーカーが採用可能になると報じている。
「iPhone X」の発売日から4ヶ月間たちAndroidにも顔認証ブームが再来してるが指紋認証よりも精度が悪いと言わざるを得ない。机に置いているとなかなかロック画面が解除されず、マスクしていると使えないなど日本人にとって致命的な問題もある。ディスプレイ内蔵型の指紋認証ならば全てが解決され、ベゼルレスディスプレイとも相性が良いため来年以降の普及に期待したい。
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