ドコモが9月1日から提供する新しい端末購入サポートプログラム「いつでもカエドキプログラム+」は、1年など早期に端末を返却することで負担金を大幅に抑えられる新しい端末購入サポートプログラムです。
例えば、折りたたみスマートフォンの「Galaxy Z Fold5」は機種代金が25万円を超えるため、手が出ないと思った人も多いと思いますが、同プログラムを利用して早期返却すれば、総額負担金は10万円程度、月額換算で8,300円程度で端末を毎年買い替えられます。
もちろん別途、通信料金は必要ですが、「いつでもカエドキプログラム+」は端末のみ購入でも利用できるため、格安SIMで通信料金を節約しつつ端末は贅沢することもできます。
Galaxy Z Fold5、カエドキプログラム+ならどれぐらい安くなる?
従来の「いつでもカエドキプログラム」と「いつでもカエドキプログラム+」の違いについては別記事で詳細にまとめていますが、主な違いは以下のとおりです。
いつでもカエドキプログラム+ | いつでもカエドキプログラム | |
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smartあんしん補償 | 加入必須 | 加入不要 |
返却時期 | 特典内容 | |
12ヶ月目までに返却 |
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13ヶ月目から22ヶ月目までに返却 |
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23ヶ月目までに返却 | 残価額(24回目に設定) | 残価額(24回目に設定) |
24ヶ月目から46ヶ月目までに返却 | 翌月以降の再分割支払金 | 翌月以降の再分割支払金 |
簡単にまとめると早期返却する場合、現行プログラムは分割支払金の割引に対して、新プログラムは分割支払金の支払いが不要になるため、かなりおトクです。
23ヶ月目以降に返却する場合、得点に差はありません。新プログラムはスマホやタブレットの故障・水濡れ・盗難・紛失などのトラブルをサポートする「smartあんしん補償」の加入が必要なため、その分だけ支払額は高くなりますが、おそらく多くの人がsmartあんしん補償に加入しているはず。
なお、新プログラムで22ヶ月までに返却する場合は早期利用料の支払いも必要です。
Galaxy Z Fold5で料金シミュレーション
新プログラムはsmartあんしん補償の加入が必須。早期返却する場合は、早期利用料の支払いも必要。
かなりおトクと言えどもどれぐらいおトクなのか見えにくいので、smartあんしん補償と早期利用料を含めた総額負担金をGalaxy Z Fold5を例にシミュレーションしてみます。
256GB | 512GB | |
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機種代金 | 257,400円 | 272,030円 |
分割支払金免除額 | 70,697円 | 77,066円 |
残価額免除額 | 109,560円 | 110,880円 |
負担金 (12ヶ月目に返却) | 77,143円 | 84,084円 |
smartあんしん補償 | 1,100円x13ヶ月 | 1,100円x13ヶ月 |
いつでもカエドキプログラム+ 早期利用料 | 12,100円 | 12,100円 |
総額負担金 (12ヶ月目に返却) | 103,543円 | 110,484円 |
総額負担金 (23ヶ月目に返却) | 147,840円 | 161,150円 |
256GBの機種代金は257,400円。ここから残価額を差し引いて23ヶ月で割った6,427円(初回のみ6,446円)を毎月支払います。これはどちらのプログラムも同じ。
新プログラムで12ヶ月目に返却する場合、残価額(109,560円)と残りの分割支払い金(6,427円x11ヶ月分)の合計180,257円の支払いが不要になります。
ここまで支払った機種代金は77,143円。ここにsmartあんしん補償の料金(1,100円x13ヶ月分)と早期利用料(12,100円)が加算されるため、合計支払い額は103,543円になります。
現行プログラムで12ヶ月目に返却する場合、残価額(109,560円)の支払いが不要になり、分割支払い金に対して毎月300円/合計3,300円の割引が適用されます。
ここまで支払った機種代金は77,143円。さらに、67,397円の分割支払い金が必要になるため、合計支払額は144,540円になります。
つまり、12ヶ月ごとに買い換える場合はsmartあんしん補償の料金と早期利用料を含めても新プログラムは40,997円も安くなります。
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