Geminiが注文をまとめてカートに自動投入。デリバリーが“決済だけ”に
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

GoogleがSamsungの新製品発表イベントにて、Geminiの新機能を予告しました。
中でも筆者が注目したのは、フードデリバリーの注文やタクシーの配車をAIが決済直前まで自動で作業してくれる新機能です。
Geminiが“最後の確定手前”までデリバリー注文を進めてくれる
会場で披露されたデモは家族チャットから始まります。
誰かが「今日の夜は映画見ながらピザ食べない?参加する人〜?」と呼びかけると、チャットには「ペパロニのラージ1つ頼んでおいて」「玉ねぎ抜いてね」「レモネードのラージも」「あとバーベキューチキンのラージ1枚も。パパと半分にする」「ガーリックノットもお願い!」と、注文内容が次々に流れていきます。
人が注文する場合、チャットとデリバリーアプリを行き来しながら、内容を拾ってカートに入れていく必要があり、地味に手間がかかります。そこで「OK Google.Gemini、チャットを見て注文内容をまとめて」と頼むと、Geminiが会話から注文を整理してくれます。



続けて「Grubhub(デリバリーアプリ)でDimi’s Pizzeriaに注文して」と依頼すると、Geminiは「準備ができたら知らせるので、それまではこのチャットを閉じて大丈夫」と返答。画面が切り替わると、Geminiがアプリを自動で操作し、玉ねぎ抜きのペパロニピザやラージのレモネードなど、必要な商品を次々とカートに入れていきます。
この間、ユーザーは作業を見守りながら、必要なら停止したり、途中から手動操作に切り替えることも可能です。商品が品切れだった場合などは、途中で通知が届く仕組みになっていました。
Geminiがカート投入を終えると、「作業が完了しました。最終の決済画面まで進めたので、配達情報を確認して注文を確定できます」といった通知が届きます。通知からアプリを開き、内容を確認して支払いを完了するだけ、という流れです。



現時点では、UberやGrubhubなど一部アプリに限られ、米国と韓国でGalaxy S26シリーズとGoogle Pixel 10/10 Pro/10 Pro XL向けに、早期プレビューとして提供される予定です。
テストが成功して正式提供となれば、次は映画やコンサートのチケット購入のような手続きも、Geminiに任せられるようになるかもしれません。
もっとも、アプリ側の対応が前提になるうえ、先着販売は公平性の観点から制限される可能性が高そうです。一方で抽選販売なら、参加しようと思っていたのに締め切りを忘れていた——といった“うっかり”を防げるなど、現実的に便利な使い方が期待できます。
Androidエコシステム担当プレジデントのサミーア・サマット氏は、この種のオートメーション機能がGeminiに限らず、Androidの次期バージョン(Android 17)にも広がる可能性を示唆しています。詳細はGoogle I/O 2026などで明らかになるでしょう。




















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