Gemini for Homeの早期アクセスが日本でも開始。対応デバイスと登録手順まとめ
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2026年初頭に提供予定と案内されていた「Gemini for Home」の早期アクセスが、ついに日本でもスタートしました。
これまでのGoogle Home/Nestデバイスは、基本的に一問一答で「5分間のタイマーをセットして」などの指示が中心で、複雑なことには答えてくれませんでした。
Gemini for Homeでは、体験が大きく変わります。生成AIの導入によって、複雑な指示に対応できるだけでなく、会話の流れや前後の文脈を理解した、人間らしいやり取りが可能に。
たとえば、これまでは「OK Google、東京の明日の天気は?」「OK Google、東京のあさっての天気は?」のように、毎回きっちり場所を言い直す必要がありましたが、Gemini for Homeでは「OK Google、東京の明日の天気は?」「OK Google、明後日の天気は?」といった聞き方でも自然に通じます。直前までの会話を踏まえて答えてくれるため、人と会話しながら操作する感覚に近づきました。
さらに、Gemini Liveを利用すれば、「OK Google」を繰り返さずに会話を続けることも可能に。これまで以上に、人と話すような感覚でAIに話しかけられます。
Gemini for Homeは何ができる?
Gemini for Homeでできることは、大きく分けて3つあります。
Gemini for Home 音声アシスタント

Gemini for Home 音声アシスタントは、対応するスピーカーやスマートディスプレイに話しかけることで、知りたいことをGeminiに相談したり、自然な言葉で家電を操作できる機能です。
これまでは単純な命令しか理解できず、話しかけ方にコツがいる場面もありましたが、Geminiの導入によって、文脈を踏まえて理解してくれるのが大きな進化ポイントです。
なお、Gemini Liveやカメラ履歴の検索など、一部の高度な機能を利用するにはGoogle Home Premiumへの加入が必要です。
- 文脈を理解したスマートホームの操作
- 「OK Google, 今から料理するからコンロの横の電気をつけて」
- 「OK Google, 書斎以外の電気を全部消して」
- メディアの検索と再生
- 「あの、小惑星を爆破するために石油掘削の作業員が宇宙に行く映画の曲をかけて」
- アラームとタイマー
- カレンダー/メモ/リスト/リマインダー
- 「パッタイの材料を買い物リストに追加して」
- Geminiに相談
- 「OK Google, 食洗機の水が流れないんだけど、まず何を確認すればいい?」
- 「フィルターは問題なかった。次は何を見ればいい?」
対応するスピーカーとディスプレイは以下のとおり。なんと初代Google Homeも対応機種に含まれています。ただし、Gemini Liveを含むフル機能を利用できるのは、現時点では4機種に限られます。
- Google Nest Hub(第2世代)
- Google Nest Audio
- Google Nest Mini(第2世代
- Google Nest Hub Max
- Google Nest Wifi 拡張ポイント
- Google Nest Hub(第1世代)
- Google Home Max
- Google Home Mini(第1世代)
- Google Home
- サードパーティ製スピーカー
Gemini for Home のカメラ機能

これまでも、対応アプリやデバイスからGoogle Nestのカメラやドアベルが記録した映像や履歴を確認できましたが、Geminiの導入によって、ただ映像を見るだけでなく、「そこで何が起きたのか」をより直感的に把握できるようになりました。
たとえば、これまでは「アクティビティまたは動物が検出されました」といった少し大ざっぱな通知が中心でしたが、今後は「犬が庭を掘っています」のように、起きていることを具体的かつ端的に伝える「AIによる説明」が利用できます。単なる検知から、一歩踏み込んだ“理解しやすい通知”に変わるわけです。
さらに、旅行や出張のあとに自宅で何が起きたのかをひと目で振り返られる「一日の概要」や、「部屋が散らかっているけど何が起きたの?」といった自然な言葉で見たい場面を探せる動画履歴の検索にも対応します。見守りカメラの使い勝手が、かなり実用的な方向へ進化した印象です。
なお、これらの機能を利用するには、Google Home PremiumのAdvancedプランへの加入が必要です。料金は月額2,000円、または年額20,000円。対象デバイスは、Google Homeアプリで設定した2021年以降のNestカメラ、またはGoogle Homeアプリに移行済みの旧Nestカメラです。
- AIによる説明:カメラに映ったできごとを自然な文章でわかりやすく表示
- AIによる通知:何が起きたのかを従来より具体的に通知
- 一日の概要:その日の重要なできごとを短くまとめて確認できる
- 動画履歴の検索(Homeに相談):自然な言葉で見たい場面を探せる
Homeに相談
Google Homeアプリの「Home に相談」では、自然な言葉でカメラ映像を検索したり、デバイスを操作したり、設定を変更したりできます。
たとえば、「キッチン以外の照明を全部つけて、玄関の鍵をかけて」といった複雑な指示も一言で完了できますし、施錠されているかどうかの確認も簡単です。さらに、「日没に合わせて外灯をつける設定にして」と話しかけるだけで、オートメーションまで作成できます。
これまでのスマートホームは、家の中にある家電を操作しているイメージでしたが、これからは家そのものに話しかける感覚に近づきます。

早期アクセスをリクエストする
Gemini for Homeに早期アクセスするには、プログラムに登録する必要があります。登録後、アプリ内に通知が届きます。
早期アクセスには、不具合が含まれています。不具合を伝えるときや改善点が思い浮かんだときは、「OK Google、フィードバックを送信して」話しかけて、意見を伝えることができます。
早期アクセスのプログラムに登録する手順は以下のとおりです。
- 画面右上のプロフィールをタップします
- Homeの設定に進みます
- 画面を下にスクロールして「早期アクセス」をタップします
- 「OK」をタップして登録完了です。早期アクセスが有効になると通知が届きます。






















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