Googleが11月に発売したばかりの「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」にメモリ管理の不具合が報告されている。
不具合はアプリを数個開いてるだけでメモリがクリアされ、アプリがリフレッシュされるというもの。Googleはこの不具合を今後数週間で修正すると案内した。
特定の状況下でバックグラウンドのアプリが終了するバグ
Pixel 3とPixel 3 XLで発生しているメモリ管理の不具合に関して、Google広報は特定の状況下においてバックグラウンドで動作するアプリが終了しないよう修正するソフトウェア・アップデートを今後数週間以内に提供することを明かした。
“特定の状況下”について具体的なコメントはないが、これまでにSpotifyアプリで曲をバックグラウンド再生しながらカメラで写真を撮影すると音楽が止まることが報告されている。この状況もその1つだろう。
Pixel 3/Pixel 3 XLは他のフラグシップスマートフォンに比べて容量が少ない4GBのメモリを搭載している。Googleはオリジナルのメモリ管理によって少ないメモリをうまくやり繰りしようとしているようだが、発売後もバグが多く潜んでいるようだ。
メモリ管理はカメラにも及んでいるが、写真を撮影してもデバイスに保存されないといったこれまた致命的な不具合が報告されていてこの不具合についてもGoogleは今後数週間以内に修正すると案内している。
Googleはアップデートの提供時期について11月のセキュリティアップデートには含まれないが、毎月のセキュリティアップデートで提供すると答えたそうだ。メモリ管理の不具合は緊急度が高いことから12月のセキュリティアップデートで提供される可能性が高いと9to5Googleは予想している。
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