Pixel 8|8aでGemini Nanoが利用可能に。開発者モードで有効化が必要
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2024/06/14 11:08

6月14日、Pixel 8とPixel 8aでGemini Nanoが利用可能になりました。
Gemini Nanoは、AIが処理するプライバシー性の高いデータを端末の外から出さず安全に利用できるオンデバイスAI。
レコーダーアプリで記録した音声を文字に起こして要約したり、会話の内容を汲み取って返信内容を提案するスマートリプライ、文章をビジネス調にするなどAIによって調整できる文章マジックが利用できます(いずれも日本語非対応)
Googleは今月12日に配信を開始したFeature Dropアップデートにて、Pixel 8 Proでしか利用できなかったGemini NanoをPixel 8とPixel 8aにも拡大しました。
Gemini Nanoを利用するには、開発者モードから有効にする必要がありましたが、有効にするための項目がアップデート直後には表示されず、14日になって追加されたようです。
Gemini Nanoを利用するには、設定画面からデバイス情報に進んで、開発者モードを有効にした後、開発者モードからAICore Settingsをオンにします。
詳しい手順は以下のとおりです。
- 設定画面を起動して「デバイス情報」に進みます
- ビルド番号を連続でタップします
- “開発者オプションが有効になりました”と表示されるまで連続でタップします
- 1つ前の画面に戻って「システム」に進みます
- 「開発者向けオプション」に進みます
- 「AICore Settings」に進みます
- 「Enable on-device GenAI Features」をオンにして完了です
Gemini Nanoを有効化する
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