iOS 14の新機能:ピクチャ・イン・ピクチャの使い方。YouTubeなど小窓で動画再生
iOS 14Appleが9月17日に配信を開始した「iOS 14」で別のアプリを使い続けながら動画を再生し続けたり、FaceTime通話ができる新機能「ピクチャ・イン・ピクチャ」が追加されました。
小窓で動画を再生したり友だちとビデオ通話をしながら、カレンダーを見て会う予定を決めたり、ドラマや映画、スポーツを見ながらメールやTwitterをチェックすることができます。
この記事ではiOS 14で追加された「ピクチャ・イン・ピクチャ」の使い方を紹介します。
目次
- 1. ピクチャ・イン・ピクチャとは?
- 2. ピクチャ・イン・ピクチャの使い方
- 3. ピクチャ・イン・ピクチャの操作方法
- 3-1. 画面サイズを変更する
- 3-2. 動画の表示場所を変更する
- 3-3. 動画をしまって音声だけ再生する
ピクチャ・イン・ピクチャとは?
iOS 14のピクチャ・イン・ピクチャは、他のアプリを使いながら小窓で動画を再生したりFaceTime通話ができる新機能です。
ピクチャ・イン・ピクチャの画面サイズはピンチ操作で自由に拡大/縮小が可能。ウィンドウをドラッグすることで画面の隅に吸い付く形で移動させることもできます。また、画面の外に移動することで再生画面をしまいながら音声だけを楽しむこともできます。
なお、ピクチャ・イン・ピクチャはすべての動画サービスで利用できるわけではありません。記事執筆時点ではYouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオ、U-NEXT、Apple TV+などAppleが提供するサービス・アプリで利用できることを確認しています。
- Netflix
- Amazonプライム・ビデオ
- U-NEXT
- Apple TV+
- ミュージック(Apple Music)
- iTunes Store
- YouTube
- プレミア会員かつブラウザで再生時のみ可能
- ABEMA(Abema TV)
- TVer
- NBA Rakuten
ピクチャ・イン・ピクチャの使い方
1 YouTubeでピクチャ・イン・ピクチャ
YouTubeの動画をピクチャ・イン・ピクチャで再生するには有料会員のYouTube Premiumに入会する必要があります。iOS 14の配信直後は非プレミアム会員でもデスクトップモードを利用することでピクチャ・イン・ピクチャで動画を再生できましたが、現在は利用できなくなっています。
- 1. SafariなどのウェブブラウザでYouTubeにアクセスする
- 2. ピクチャ・イン・ピクチャで見たい動画を再生する
- 3. 再生画面を拡大する
- 4. ピクチャ・イン・ピクチャのアイコンをタップする
- 他のアプリに切り替えたり、ホーム画面に戻っても可能
2 Netflix/Amazonプライム・ビデオでピクチャ・イン・ピクチャ
- 1. NetflixやAmazonプライム・ビデオのアプリを起動する
- 2. ピクチャ・イン・ピクチャで見たい動画を再生する
- 3. 画面下部に表示されるバーを上にスワイプしてホーム画面に戻るとピクチャ・イン・ピクチャで再生される
ピクチャ・イン・ピクチャの操作方法
1 画面サイズを変更する
- 1. ピクチャ・イン・ピクチャのウィンドウをピンチインで縮小、ピンチアウトで拡大する
- 画面サイズは大・中・小の3サイズで変更可能
2 動画の表示場所を変更する
- 1. ピクチャ・イン・ピクチャのウィンドウをドラッグする
- 画面サイズが中・小の場合は4隅に、大の場合は上と下に移動できます
3 動画をしまって音声だけ再生する
- 1. ピクチャ・イン・ピクチャのウィンドウを画面外にドラッグする
- 動画を再生中のまま画面外にドラッグすると音声は再生されたまま別のアプリをフルサイズで使用できます
コメントを残す