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バグ多発、「iOS 12」は新機能を先送り品質改善か

「i」を入力するとなぜか「A」と変換される、特定のアプリをダウンロードするとiPhoneが再起動を繰り返す、計算機で数字を素早く入力すると正しく計算できないなどなどなど、「iOS 11」のリリース後に多数のバグが発見されたように最近のiOSは明らかに品質が落ちている。

高まる批判の声はAppleも認識しており、今秋にもリリースする「iOS 12」では多数の新機能を先送りしてでも品質改善に注力するようだ。

iOS

「iOS 12」は品質改善に注力。多数の新機能が2019年に先送りへ

Axiosによると、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ ・フェデリギは2018年1月初期に開催したミーティングで計画の変更を伝えたという。

変更された計画とは、今秋配信される「iOS 12」に搭載されるはずだったホーム画面のリフレッシュやCarPlayのインターフェース、メールアプリなど主要アプリの改善、写真の撮影・編集・共有体験のアップデートを2019年に延期するというもの。

ならば「iOS 12」はどういったアップデートになるのか。AxiosはiPhoneの品質向上とサポートを必要とするような問題が起きないように改善することを優先し、ARやヘルスケア、ペアレンタルコントロールを改善するといった小規模な新機能を追加するとレポートしている。

「iOS 9」以来の品質改善アップデートに

Appleが品質改善に注力したアップデートを実施するのは初めてではない。フラットデザインを導入して2013年にリリースした「iOS 7」と“App Storeの登場以来、最大”として2014年にリリースした「iOS 8」でバグが多発し、現在のように批判に晒されたAppleは翌年にリリースした「iOS 9」でマップやメール、メモなど既存アプリの機能改善に加え、バッテリー駆動時間の最大1時間アップ、ソフトウェア・アップデートのダウンロードサイズ縮小などシステム改善も実施した。

今、ユーザーが求めているのは革新的な新機能ではなく、まさに「iOS 9」で実施された電池持ちアップなどの性能改善や機能の安定化に違いない。次期iOSに革新的な新機能が搭載されなければ新型iPhoneの売れ行きに影響が出るとの声もあるかもしれないが、iOS 9のリリースとほぼ同時期に発売されたiPhone 6sシリーズは発売から最初の週末での販売台数が過去最高を記録している。

例年どおりであれば「iOS 12」は今年6月ごろに開催される世界開発者会議「WWDC18」で先行発表され、イベント直後にはベータ版が開発者向けに提供される。秋には正式提供となるはずだ。

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Yusuke Sakakura

iPhone・Androidやスマートスピーカーに関するニュース、レビューを報じるブログメディア主宰。元システムエンジニア、iPhoneの料金を3社間で比較できるシミュレーターの開発も

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