気のせいではなかったようだ。iOS 13/iPadOS 13にアップデートしたiPhoneまたはiPadでインターネット共有(テザリング)が使えない不具合が発生していることがわかった。
昨年10月から発生していた可能性も
MacRumorsが認定サービスプロバイダ向けに今週配布された内部文書を入手し、Appleが一部のiOS 13/iPadOS 13でインターネット共有に不具合が存在することを認めたと報じた。
配布された文書にはインターネット共有に接続できない、または頻繁に切断されてしまうといったユーザーからの問い合わせがある可能性を周知しているとのこと。また、データ通信のパフォーマンスに関する不具合についても通知しているようだ。
どの時点で発生したかは不明だが、昨年10月にリリースされた「iOS 13.1.2」にアップデートした後に不具合を報告しているユーザーもいることから長期間にわたって問題が発生していたかもしれない。「iOS 13」はここ数年では最悪のデキと言っていいほど不具合だらけだ。
文書には対処方法も書かれているが、インターネット共有を一度オフにしてからもう一度オンにするという一時的なものになっている。
Appleは日本時間25日にiOS 13.4/iPadOS 13.4をリリースする予定だが、正式版と同等のGM版のリリースノートにはインターネット共有の不具合を修正する記述はないという。なお、不具合はハードウェアの問題ではないとのこと。