これまでApple製品では、1つの電話番号を複数のデバイスで利用する仕組みが用意されてきました。
iPhoneの電話番号を使ってMacやiPadから電話を発着信できる「Continuity」、通信事業者が提供するナンバーシェアやワンナンバーを利用すれば、iPhoneとApple Watchで同じ電話番号を使うこともできます。
そしてiOS 27では、新たに1つの電話番号を2台のiPhoneで利用できる「iPhone Handoff」が追加されます。
データ通信や契約しているデータ容量まで共有できるのかなど、依然として不明な点は残っていますが、設定方法が明らかになりました。
2台目のiPhoneに「Companion eSIM」を追加
MacRumorsのフォーラムでpdfuが公開した、Xcodeのシミュレーターを使ったデモでは、2台のiPhoneを近づけるとiPhone Handoffの設定画面が表示されます。
メインiPhoneには現在使用しているeSIMがそのまま残り、2台目のiPhoneには「Companion eSIM」が新たに追加されます。

セットアップは2台目のiPhoneから開始します。「eSIMを追加」からiPhone Handoffを選択する仕組みで、操作自体は既存のeSIM転送に似ています。
eSIM転送との大きな違いは、メインiPhoneにeSIMを残したまま、2台目にCompanion eSIMを追加することです。
2台目のiPhoneでは何ができる?
AppleがWWDC 2026で明らかにしたのは、iPhone Handoffによって「同じ電話番号で2台のiPhoneを切り替えられる」ということまでです。
現時点では、2台目のiPhoneから同じ電話番号で電話を発信できるのか、SMSを送受信できるのか、さらにモバイルデータ通信を利用できるのかについて、Appleは詳しい仕様を明らかにしていません。
参考になるのが、すでにiPhoneとApple Watchで同じ電話番号を利用できるセルラーモデルの仕組みです。
Apple Watch向けに提供されているワンナンバーやナンバーシェアでは、iPhoneが近くになくても単独で電話の発着信やメッセージの送受信、モバイルデータ通信が利用できます。また、Apple Watch専用のデータ容量が用意されるのではなく、iPhoneで契約している回線のデータ容量を利用します。
iPhone Handoffでも、メインのeSIMとは別に2台目へCompanion eSIMを追加することから、同様に電話やメッセージ、モバイルデータ通信を利用できる可能性があります。ただし、こうした詳しい仕様についてAppleは現時点で明らかにしていません。
また、iPhone Handoffの利用にはキャリア側の対応も必要になるとみられます。Apple Watch向けのワンナンバーやナンバーシェアと同じように、月額数百円程度のオプションサービスとして提供される可能性もあります。






















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