Appleが今年秋に発売する新型iPhone(仮称:iPhone 12)では、3つのレンズとLiDARスキャナを搭載した3+1カメラが搭載されると報じられている。
iPhone 12には、レンズが追加されるだけでなく既存のレンズや性能もパワーアップし、4K・120/240fpsの動画撮影も可能になるかもしれない。
ProMotionディスプレイと大きな関係
EverythingAppleProとMax WeinBachが公開したiPhone 12に関する最新レポートによると、先週リリースされたベータ版「iOS 14」から動画の新しい画質設定として4K/120fpsと4K/240fpsが発見されたようだ。
スローモーション撮影では両方の画質を選択できるが、通常の動画において4K/240fpsは利用できないだろうとのこと。
Both 4k 120 and 240 FPS will most likely be used for slow motion video.
— Pine (@PineLeaks) June 29, 2020
Don‘t expect 4k240 to be available for normal video. 4k120 remains possible.
iPhone 11シリーズは、4K・24fps/30fps/60fpsによる動画撮影と1080p・120fps/240fpsによるスローモーション動画撮影に対応していたため、iPhone 12では、通常の動画撮影においてフレームレートが2倍になり、スローモーション動画撮影ではフレームレートをそのままに高精細な4K撮影が可能になるということだ。
- ビデオ撮影
- 4K(24fps, 30fps, 60fps, 120fps)
- スローモーションビデオ
- 4K(120fps, 240fps)
- ビデオ撮影
- 4K(24fps, 30fps, 60fps)
- スローモーションビデオ
- 1080p(120fps, 240fps)
フレームレート(fps)は、映像が1秒あたり何枚の画像(コマ数)で作られているのかを表すもの。コマ数が小さいほどカクカクした映像になり、コマ数が大きいほどなめらかな映像が楽しめる。120fpsの動画であれば1秒間に120もの画像が切り替わるため、従来の動画に比べるとなめらかさは2倍になる。
また、動画撮影の高フレームレート化は以前から噂されているリフレッシュレート120HzのProMotionディスプレイとリンクする可能性がある。
キャリブレーションの問題などが指摘されていたリフレッシュレート120Hzのディスプレイについて「iPhone 12 Max Pro」とされる6.7インチのモデルは社内テストをパスしたものの、「iPhone 12 Pro」とされる6.1インチのモデルについては最終テストで不合格になったようだ。
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