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Appleの未発表製品に関して高い信頼のあるMing−Chi Kuoの最新レポートによると、2022年に発売される新型iPhone(仮称:iPhone 14)にペリスコープレンズが搭載されるようだ。
ペリスコープレンズによって光学10倍ズーム、50〜100倍のデジタルズームが実現される可能性がある。
100倍ズームを実現するペリスコープレンズ
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Kuoによると「iPhone 14」では少なくとも1つのモデルにペリスコープ型のレンズが搭載されるようだ。ペリスコープのレンズはHUAWEI P30 ProやOppo Reno 10x Zoom、直近ではSamsungのGalaxy S20 Ultraに搭載されていていずれも“スーパーズーム“が可能なカメラを搭載している。
- HUAWEI P30 Pro: 光学5倍ズーム、10倍ロスレスハイブリッドズーム、50倍デジタルズーム
- Reno 10x Zoom: 光学10倍ズーム
- Galaxy S20 Ultra: 光学・ハイブリッド10倍ズーム、100倍の超解像度ズーム
通常スマートフォンのカメラはボディに対して垂直にレンズが配置されるが、ペリスコープレンズはボディに対して水平にレンズを配置する。
デジタルカメラなどでズーム撮影時にレンズが長く伸びる用に、ズーム倍率を高くすると焦点距離が伸びてレンズを搭載するための奥行き、スペースが必要になるが、一眼レフカメラなどに比べて圧倒的にボディが薄いスマートフォンでは実現できない。
ただ、屈曲を利用してボディと水平にレンズを配置できるペリスコープレンズであれば倍率の高いスーパーズームが可能になる。まだ先の話だが数年後のiPhoneでは100倍ズームが可能になるかもしれない。
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Kuoによれば、今年発売される「iPhone 12」では、超広角レンズも含めてすべてのレンズを光学式手ブレに対応できるセンサーシフト式の手ブレ補正に対応するそうだ。今年は1機種に限定されるようだが、Lightning端子を廃止してフルワイヤレス化が噂される来年発売の「iPhone 13」では2〜3機種が対応するという。
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