Appleは今年発売する最上位モデルのiPhone 15 Pro Maxで他3機種との差別化を行うと報じられています。
差別化の1つが遠く離れた被写体を画質の劣化なく撮影できるペリスコープカメラで、Galaxy S23 UltraやPixel 7 Proといった競合機種に劣るズーム撮影が大幅に強化されます。
通常、カメラの強化は本体から飛び出るレンズの長さが長くなりますが、今回明らかになった情報によればカメラの突起は短くなるようです。
本体の厚み増加はペリスコープレンズ搭載の影響?
主にSamsungのGalaxyスマートフォンで多数の実績があり、iPhone 13シリーズではノッチの小型化を正確に報じたリーカーのIce UniverseがiPhone 15 Pro Maxの画像と本体サイズを公開しました。
画像はAppleからアクセサリメーカーに提供されるCADデータを元に作成されたもので、CADデータには保護ケースなどを作るために端末の大きさや各パーツの距離などが含まれていてiPhoneに限らずCADデータがもたらす情報はかなり正確です。
デザインはすでに報じられているiPhone 15 Proと一致。エッジがカーブしたフレームや感圧式に変更される音量キーやマナースイッチが確認できます。
フレームは指紋が目立つステンレススチールからすりガラスのようなフロスト仕上げのチタン製フレームに変わるようです。自分のようなケースを使わない人にとっては嬉しいアップデートです。
iPhone 14 Pro Maxと比較して本体の厚みが増える一方で、カメラの突起は小さくなるようです。
iPhone 15 Pro Maxの目玉機能になるペリスコープレンズが関係しているのかもしれません。一般的なレンズが真上に伸びるのに対して、ペリスコープレンズは横にも伸びることからレンズを本体内に収める必要があります。
厚みに対して高さや幅は小さくなるようです。
これまでの噂によれば、iPhone 15シリーズではディスプレイ周りの黒いフチ(ベゼル)が狭くなるとのこと。画面サイズは変わらず本体サイズの小型化に繋げるようです。
iPhone 15 Pro Max | iPhone 14 Pro Max | 増減 | |
---|---|---|---|
高さ | 159.86 mm | 160.7 mm | -0.84 mm |
幅 | 76.73 mm | 77.6 mm | -0.87 mm |
厚さ | 8.25 mm | 7.85 mm | +0.40 mm |
厚さ (カメラの突起含む) | 11.84 mm | 12.03 mm | -0.19 mm |
カメラの突起 | 3.59 mm | 4.18 mm | -0.59 mm |
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