超薄型のiPhone Air、iPhone 6s以来のモノラルスピーカーに
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleが発表した超薄型の最新モデル「iPhone Air」が早速大きな注目を集めています。
iPhone Airは、その極限までそぎ落とされたデザインから、バッテリー持ちが懸念されていました。しかし、物理SIMカードの廃止によるバッテリー搭載スペースの確保と効率的なチップセットの組み合わせによって、Appleいわく1日中持つそうです。
一方で、もう一つ注目すべき点がスピーカーです。超薄型の影響かモノラルスピーカーが搭載されることがわかりました。
最新モデルで唯一のモノラルスピーカーに
Appleが発表後に公開した仕様ページでは、iPhone 17 / 17 Pro / 17 Pro Maxのいずれも「内蔵ステレオスピーカー」と記載されています。
1つ目のスピーカーは通話時に耳が当たるところに、もう1つはUSB-C横に配置されています。
一方で、iPhone Airの仕様ページには「内蔵スピーカー」と記載されており、スピーカーがダイナミックアイランド上部に1つしか搭載されないことがわかります。


iPhone 7以降のモデルにはステレオスピーカーが内蔵されていたので、iPhone 6s以来のモノラルスピーカーということになります。
ステレオスピーカーを初めて搭載した当時、Appleは「新しいステレオスピーカーシステムはこれまでの2倍の音量を出すことができます」と説明していました。
iPhone Airがモノラルスピーカーを採用した理由わかりませんが、超薄型ボディの影響でしょう。内部スペースの確保を優先した結果と考えられます。
当時に比べて動画やゲームの機会が大幅に増えていることからスピーカーも重要な要素のひとつ。購入を検討する人にとっては気になるポイントですが、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンと組み合わせて使うことになりそうです。
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