今年7月、男性がiPhoneのデータ共有機能「AirDrop」を悪用し、電車で正面に座った面識のない女性にわいせつ画像を送信したとして県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたが、また同じような事件が発生した。
AirDropの設定変更で、見知らぬ人からの写真共有をブロック
NHKによると、今年6月、電車内で近くにいた見ず知らずの人にわいせつな画像を何度も送りつけて閲覧させたとして、45歳の男性会社員が迷惑防止条例違反で書類送検された。男性は「わいせつな画像を送って女性が恥ずかしがるしぐさが見たかった」と話しているとのこと。
どうして見ず知らずの人に画像を送ることができたのかーー今回、書類送検された男性も7月に逮捕された男性も、iPhoneやiPadなどiOSデバイスで利用できる「AirDrop(エアドロップ)」を悪用したようだ。同機能を利用すれば、電話番号やメールアドレスを知らない相手にも写真や動画、ウェブページのURLなども共有できる便利な機能だが、今回のように悪用されるケースが散見される。
見ず知らずの人からわいせつな画像などを送りつけられないためにはどうすれば良いのか。
AirDropには、「受信しない」「連絡先のみ」「すべての人」といった3つのオプションが用意されていて「受信しない」または「連絡先のみ」に設定していれば、見ず知らずの人から画像を送りつけられることはない。
AirDropの設定を変更するには、コントロールセンターを開いて左上に表示されるエリアを深くプレスする。その後、「AirDrop」を押してAirDropを使用しない「受信しない」、または連絡先に登録している相手と共有する「連絡先のみ」を選択すれば完了だ。
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