- Appleが5年以上の研究開発後、2つの折りたたみiPhoneの試作品を作成。
- 開発方向は耐久性問題や厚さ問題からiPad miniサイズに変更。
- 折りたたみiPhoneの大量生産は2025年以降、基準を満たさなければ開発中止もあり。
Galaxy Z Fold5|Flip5、Google Pixel Fold、motorola razr 40、OnePlus Openなど、2023年は折りたたみスマートフォンが次々に登場しました。
ただ、より多くの人が待ち望んでいるのは折りたたみiPhoneの発売でしょう。
折りたたみiPhoneの開発については5年以上も前から噂されているものの未だ実現せず、Appleは空間コンピューターのApple Vision Proを優先させました。
最新の情報によれば、折りたたみiPhoneは少なくとも2026年までは実現しないようです。
iPad miniサイズの折りたたみデバイスも開発中
The Informationによると、Appleは5年以上の研究開発を経て2つの折りたたみiPhoneを試作しているそうです。
折りたたみiPhoneはGalaxy Z Flipシリーズやmotorola razr 40シリーズのような縦に折りたたむガラケースタイルで、当初、本体の外側にディスプレイを搭載することを想定していたものの耐久性の問題に直面。
さらに、閉じた状態でも今のiPhoneよりも厚くならないことも希望してたものの、バッテリーとディスプレイ技術の制約から断念したとのこと。
結果的に2020年ごろに開発を一時中断し、8インチのディスプレイを搭載したiPad miniサイズの折りたたみデバイスに方向転換。
おそらく、Galaxy Z FoldシリーズやPixel Foldのような横に折りたたむスタイルで、iPhoneのようにポケットに入れて持ち運ぶことを想定しないことから高い耐久性を実現する必要がなく、厚さの問題も回避できるとか。
現在の課題は折りたたみディスプレイの折り目をなくすことと、Apple Pencilをスムーズに使用できるために段差やくぼみのないフルフラットなヒンジを設計し、LGやSamsungと協力して折りたたみディスプレイを開発しているそうです。
折りたたみiPhoneについては開発の初期段階であることから今年はもちろん、2025年も大量生産されることはないそうです。発売は2026年以降になるでしょう。
なお、Appleの基準を満たさなければ発売または開発が中止される可能性もあります。
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