Appleは今年3月に、最も手ごろな価格で購入できる「iPhone SE(第3世代)」を発売しました。
超高速通信の5Gに対応し、上位モデルのiPhone 13と同じ最新のチップを搭載するなどパフォーマンスアップした一方で、iPhone 8をベースにしたデザインが継続されています。
“iPhone SE4”ーーつまり第4世代のiPhone SEでは、指紋認証Touch ID内蔵のホームボタンを廃止して顔認証Face IDに移行するiPhone XRをベースにしたデザインが採用されるかもしれません。
売れないコンパクトスマホ。miniは今秋廃止か
2018年10月に発売されたiPhone XRは、ボディに航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウムとガラスを使用し、ホワイト・ブラック・ブルー・イエロー・コーラル・(PRODUCT)REDの6色がラインナップされました。
ディスプレイは“オールスクリーン”を謳うノッチ付きの6.1インチLiquid Retina HDディスプレイ(液晶)で、背面にはポートレート撮影が可能なシングルレンズのカメラが搭載されています。
iPhone SE(第4世代)がiPhone XRをベースにして登場するのであれば、同じボディと同じカメラ(機能は追加される可能性あり)、同じ画面サイズでカラーのラインナップを調整して登場するはずです。
内蔵するチップが最新のものに置き換わることで大幅なパワーアップを期待できますが、iPhone SEが小型のスマートフォンを愛用している人に向けたモデルとして登場したことを考えれば、画面が大きくなることを好ましくないと思う人もいるでしょう。
ただ、動画の視聴やゲームの需要が伸びたことによって、買い替えの際に重要視される大画面と電池持ちで不利なコンパクトモデルが売れなくなっています。
そこでAppleは来週8日開催のスペシャルイベントで発表するiPhone 14では、iPhone SEよりも小さいminiモデルを廃止し、性能と価格を抑えたPro Maxと同じ巨大なディスプレイのiPhone 14 Maxを発売すると噂されています。
こういった流れを考えれば、iPhone SEの画面の大きさが4.7インチから6.1インチになっても不思議ではありません。
なお、今年秋に発売と報じられているiPad(第10世代)では、指紋認証Touch IDが廃止される噂があり、iPadのラインナップからTouch IDが消える可能性があります。それに次ぐようにiPhoneのラインナップからもTouch IDが消えるのでしょうか。
RUMOR: The iPhone SE 4, likely coming next year, will essentially be a rebranded iPhone XR 👀📱
— AppleTrack (@appltrack) August 30, 2022
Expect a 6.1-inch display with Face ID, 12MP rear camera and IP67 water and dust resistance. pic.twitter.com/eC7Di0WD3B