
Appleは、iPhoneの製品名にナンバリングを採用しています。毎年番号を変えてるだけですが、時々意味を込めることもあります。
例えば、初めて3Gに対応した「iPhone 3G」、初めてSiriに対応した「iPhone 4s」、初めて指紋認証に対応したことでSecurityが大幅に強化された「iPhone 5s」、10周年モデルの「iPhone X」などがあります。
さて、2016年3月に初代モデルが登場し、2025年2月で販売終了となったiPhone SEの“SE”にはどういった意味が込められているのでしょうか。Appleによると、“Special Edition”のようです。
iPhone SEの意味は特別版
Fortuneや、CNET、Mashableに寄稿するライターのJason Cipriani氏が、フィル・シラー上級副社長からiPhone SEの「SE」の意味が“Special Edition”――「特別版」であるとの回答を得たとツイートしています。
Phil Schiller just told me the “SE” stands for “Special Edition” @FortuneTech
— Jason Cipriani (@MrCippy) 2016年3月21日
一体、何が特別なのでしょうか。
AppleはiPhone SEを発表したスペシャルイベントにて、4インチのiPhoneについて重要な存在と語り、2015年に3000万台以上を販売したことを明かしています。
4インチのiPhoneを購入する理由は2つあると語っています。1つは単純にコンパクトスマートフォンが好きな人が多いということ。

もう1つは、AndroidからiPhoneに乗り換える場合でも、初めてスマートフォンを購入する人でも、初めて購入したiPhoneに4インチモデルを選択した人が多かったということ。
特に中国では過半数を超える人が、初めてのiPhoneに4インチのiPhoneを選んでいるそうです。

Appleは、4インチのiPhoneを残して欲しいと懇願する人もいたと語っています。つまり、AppleはコンパクトなiPhoneが好きな人のために特別にiPhone SEを発売したというわけです。

コメントを残す