Nothing初のワイヤレスヘッドフォンの発売日は9月30日か。価格は4.5万円程度?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
Nothingは今年5月、公式YouTube動画にてオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドフォンの開発を発表しました。
価格については、AppleのAirPods Maxのおよそ半額と示唆されていましたが、過去に的中実績のあるリーカーArsène Lupinによれば、299ドルになる見込みです。
なお、AirPods Maxはアメリカで549ドル、日本では84,800円で販売されています。
Nothing Earと同じレートであれば、販売価格は日本円で約45,000円に設定されるかもしれません。
Nothingが開発中のワイヤレスヘッドフォンは、操作性に強くこだわった製品になるようです。
頭部に装着するヘッドフォンは、操作時に本体が視界から外れるため、手探りでの操作が前提になります。Nothingは多くの製品でどのボタンに触れているのかわかりにくいと指摘します。
その点、Nothingのヘッドフォンでは、すべてのボタンを完全に区別できるように設計し、操作で迷うことなく、音楽やコンテンツに集中できるとのこと。
肝心の音質について、Nothingはイギリスの高級オーディオブランドKEFとのパートナーシップを発表しています。
「市場で最も高音質なヘッドフォンのひとつになるかもしれない」と述べ、未完成ながらも「2倍の価格の製品と同等」と評価し、価格以上の価値を提供する自信もうかがわせています。
発売時期については、夏とされていましたが、Arsène Lupinによると9月30日になる可能性が高そうです。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色で展開される見込み。
デザインにも注目が集まるでしょう。ヘッドフォンは装着時の存在感が大きいことから、Nothingが得意とするスケルトンデザインを採用する場合、あまりの存在感の強さに賛否が分かれるかもしれません。
Appleのような大手企業が幅広い年齢層をターゲットに製品を作るのに対し、ベンチャー企業のNothingは思いついたアイデアを市場に投入しやすい柔軟性を武器に尖ったプロダクトを世に出しています。
これはNothing Phone/Earシリーズでも実現してきたスタイルであり、今回のヘッドフォンでも同様の哲学が貫かれるものと予想されます。
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