10月17日、ドコモが1つの電話番号をスマートフォンと共有できるワンナンバーサービスに対応した「ワンナンバーフォン」を発表した。
これまでワンナンバーサービスに対応するデバイスはApple Watchのみとなっていたが、新たにワンナンバーフォンが追加される。
月額500円で電話番号を2台で共有できるスマートフォン用子機
「ワンナンバーフォン」は、月額500円で1つの電話番号をスマートフォンと共有できるワンナンバーサービスに対応したデバイスでスマートフォン用の子機として利用できる。
胸ポケットにすっぽり収まるコンパクトサイズのボディに、押しやすいハードキーを搭載することで携帯電話と同じ使い勝手を実現。音声通話はVoLTEをサポートすることで小さな声や雑音のなかでも聞き取りやすく、クリアな通話が楽しめる。「プライオリティ着信」によって大切なひとからの電話のみをワンナンバーフォンに着信させることも可能だ。
ワンナンバーフォンを携帯すればランチタイムの外出や近所への買い物にスマホを持ち歩く必要がなく、電池消費の激しい音声通話をワンナンバーフォンにまかせることでスマホのバッテリー対策にもなる。
「カードケータイ」との大きな違いは料金プランだ。カードケータイは4Gケータイのため回線契約が必要になるが、ワンナンバーフォンはスマートフォンの回線契約+月額500円で利用できるため、すでにドコモのスマートフォンを契約している場合は手ごろに導入できる。
ワンナンバーフォンの発売日は10月下旬を予定している。販売価格は9,720円。別途、回線契約は必要ない
スペック
OS | 独自OS |
サイズ | 110x54x7.0mm |
重さ | 約55g |
ディスプレイ | 1.54インチ 128×64ピクセル 有機EL |
チップセット | 1.1GHz・クアッドコア |
メモリ・ストレージ | 4GB・512MB |
バッテリー | 548mAh |
防滴 | IPX2 |
通信速度 | 受信時最大112.5Mbps、送信時最大37,5Mbps |