Googleが11月1日に発売したPixel 3/Pixel 3 XLがWi-Fiを他のデバイスと共有できるホットスポット機能に対応していることが明らかになった。
Android標準のテザリング機能はモバイルデータ通信の共有に限定されていたが、Pixel 3/Pixel 3 XLはWi-Fiを共有することができる。
Pixel 2シリーズは非対応のWi-Fiホットスポット
Android 2.2 Froyoで追加されたテザリング機能はモバイルデータ通信を他のデバイスに共有できるというもの。
モバイルデータ通信に対応していないPCやタブレットでインターネットを使いたいときに便利な機能だが、データ通信量を大量に消費するため速度制限を気にしながら利用することになる。Wi-Fiに接続した状態でテザリングが使えたら・・・と思った人は少なくないはずだ。
そんな時に便利な機能が追加された。Android Policeによると、Wi-Fiに接続した状態でテザリング機能をオンにすると、Pixel 3/Pixel 3 XLがWi-Fiホットスポットになって他のデバイスとWi-Fiを共有できるそうだ。
この機能はAndroid 9 Pieを搭載したPixel 2シリーズでは利用できないという。また、SamsungのGalaxyシリーズには標準機能として備わっているがオプションを有効にする必要があるため操作性で優れている。
例えば、デバイスごとに課金が必要な有料Wi-Fiを利用する場合はホットスポット機能をオンにすれば1台の料金で複数台のデバイスでインターネットが利用可能になる。1〜2台までの接続に限定された無料Wi-Fiの制限も突破することも可能だ。Wi-Fiの感度が弱い場合はPixel 3をリピータにして感度を高められるかもしれない。
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